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脳のことをできるだけわかりやすく書き残しておきます。その7,脳の中をゴミ箱にしない。

なぜ、自分の中の不要な感情や、コンプレックスは全部捨てるかというと、

それらがあなたの創造性の足を引っ張るからです。

特にコンプレックスは、人間の社会が作りだした、

くだらない序列意識の産物です。

それが脳の中に刷り込まれているだけ、

脳のエネルギーの出力は落ちてしまいます。

私達の脳の中にはそういう、いわば、

人間の社会が作り出した或いは、日本の社会が作り出した、

くだらない思いこみ、既成観念、掟、コンプレックスなど、

たくさんのあなたの自由をしばるものが刷り込まれています。

それらが、あなたが本来もっている創造性や生産性を

潰してしまうのです。

だからまず、そういうものをお掃除しましょう。

そして次には、脳の中を整理する。

脳の中が、ゴチャゴチャになって、散らかっていると

そこでもまた、

考察力が落ちてしまいます。

くだらないことに気を取られていたり、

世間的なことに気を廻したり、

他人の顔色を伺っていたり、

さらに自分の中のネガティヴな感情に捉われてしまっていると、

脳は肝心なことを考察する前に

周辺ばかりをウロウロしてしまいます。

周辺のことばかりうろうろすることばかりにエネルギーを

使い果たします。

脳の中が整理できていないと、

最も本質的なことや、大切なことや、あなたの才能や能力を生かすことができず、

周辺のくだらないところ、重要ではないところで思考が混乱してしまいます。

そういう脳の状態は、

よけいなものはたくさん詰め込まれているタンスみたいなもですね。

ひとによっては脳がゴミ箱になっていたりする。

そうではない、もっとも自分が欲しい思考と結論を導きだすためには、

自分の脳の中がどのような内容で占められているかを

観察し、分析し、考察する必要があるのです。

次回はそのことを詳しく書いてみます。

              増田泰子作品「サーカス小屋」

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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