ぜんぶ、捨てる!

やっぱり出かけてみるもんだ。

義歯の調子が悪くて痛いので、しかたなく
八重洲の歯科まで行きました。

時間があるので丸善に行ったら、あゝびっくり!!
こんなタイミングってあるのでしょうか。
こんなタイトルの本が積んでありました。

「ぜんぶ、すてれば」中野善壽著 Discover

中野善壽さんは、元「寺田倉庫」の社長さんです。

実は松岡正剛著「外は良寛」を読み終え、さらに

水上勉著「良寛」を読み終え、深い感慨の中、

私も良寛のように、ぜんぶ捨てたい。すてよう!と

考えていたところです。

良寛のそれは禅の思想や道元の

「すてればかえって手にあふれ」の思想さらに

老子の「空・カラッポ」の思想などと

若き日の良寛は、すべてを捨てて、

乞食僧となり行乞の人生を

するしかなかった事情によるのですが。

私もずっと良寛を追いかけ、

最後はぜんぶすてるところまで、たどり着きたいと

考えていたところです。

中野善壽氏は、良寛のそれではなく、

実業の世界、ビジネスの世界でも、

余計なものを、世間的な思い込みを全部捨てさり、

限りなシンプルに生きることこそが、

人生もビジネスにおいても善きことであると

書いておられるのですが。

余りにも私の考えと相通じる、同じであるのにも驚きました。

まず、自分の思いこんだ世間知を捨てる。

物もできるだけ持たない。

特に私も読んだ本は捨てますが、氏もそう書いておられる。

他のものも、

服も生活必需品も最低限度に必要なもの以外は捨てます。

そしていらない人間関係も、

私は全部すてました。だから

年賀状もだしません。

心理、精神的には

失う、という恐怖も心配も捨てます。

つまり

執着なんかを捨ててしまうのです。

必要なら再度買えばいいのです。

本当は良寛のことも書きたいのですが、

今、アンデルセンのことを書いているので、

もう、少ししたらこのことを詳しく書きます。

さらに驚いたのは、

氏が今からやろうとしている、

アートをもっと気楽に買えるように

という事は、私が50代に考え、目論んでいたことです。

まあ、私は見事に失敗しましたが・・・・。

あゝ、同じことを考え、その道を行こうとする同志がいたこと。

嬉しいです!!

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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