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◆自分に愛情を与え続けるその3,自殺したくなったら、早朝の散歩をしよう!

昨日は30代の若い女性とお話しました。

とても楽しゅうございました。

若いことは素晴らしい。だって

私にはない(年寄りにはない)●現代の感覚が、

キラキラしているんだもの!

それはまだまだ濁りのない、取り立ての若水のように澄んでいて

なんて新鮮なんだろう。

それでも若いこと時は、解決できないことや、

理解不明の未知なることに振り回されるから、

苦しいと思いますよ。

でもね、それもね、

歳を重ねていくうちに、だんだん見えてくるし、解決できていくから、

ともかく今、自殺なんてことを考えずに、

何とか生き延びてください。

そして

鬱が酷い時は、早朝の散歩にでかけましょう。

私も若い頃すごい鬱に悩まされていました。

重い石が胸に詰まり、何もしたくないし、誰とも会いたくない。

そんな時、ある人から早朝の犬の散歩に誘われました。

朝の暗いうちに、ほとんど人が歩いていない畑や林の中を散歩にでかけるのです。

最初は、とにかく今の自分を何とかしなくてはと、

重い気持ちを叱咤しながら、

ノロノロとその人と犬の後を追いかけて歩きました。

歩いているうちに、空が明けてきて、美しい茜色の太陽が見えるころに

散歩終了。

だいたい30分くらい歩きました。

毎日同じ道を歩くのです。

でもね、

暗い空に浮かぶ黒い雲をじっと見上げて歩き、

季節が移る中で、畑や草や木々の匂いを嗅ぎながら歩き、

だんだん夜が明けて、遠くから登ってくる透き通った茜色の太陽に

感動して祈り、

3月頃から歩きはじめて9月頃には、もうすっかり鬱が消えてしまいました。

朝の光と新鮮な空気がいいんですよ。

そして太陽の光からは、セロトニンが降ってきますからね。

以来鬱がないとは言えませんが、ほとんど軽く、かする程度です。

生きてると、いろんなことがあります。

でもね、とにかくそれを乗り越え、やり過ごして、なんとか生き延びてください。

時が過ぎて、振り返った時、

あゝ、あの時よくがんがったな~と、きっとそう思いますよ。

あゝ、もう朝があけます。

遠くで烏が鳴いているよ、

カァ~、カァ~、朝だよ~って!!

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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