本屋さんでこんな本見っけたよ。
タイトルがめっちゃ面白い!
「言葉なんか、おぼえるんじゃなかった」

タイトルって難しいね。
文はかなりスラスラ書いてもいざ、タイトルとなると
なかなか難しい。
本屋に並んだ本も、これはほんとはサブタイトルだろう、
ってレベルのタイトルの、オンパレードだもの。
優れたタイトルとしてすぐ思い浮かぶのは漱石の
「吾輩は猫である」もうこれは抜群のセンス。
そして司馬遼太郎の「坂の上の雲」とか「菜の花の沖」とかも
いいね~。すぐ情景が目に浮かぶし、
その本のロマンが響いてくるからね。
内田百閒の「阿房列車」なんかもいいよ。
これはアボウじゃなくて
アホー列車というんだけど、今どきの若者はわからないかもしれないね。
百閒先生のユーモア満載の本だよ!
話は変わるけど、
もうすぐ終わるNHK大河の「青天を衝く」というタイトルも、
古いね~。まるで時代ものの時代劇でございますって感じで、
こういう題をつけたのはえらそうなオッサンか?頭が昭和だよ。
中身もクソ面白くなかった。
「言葉なんかおぼえるんじゃなかった」は
どうやら雑誌「ダ・ヴィンチ」に載った詩人田村隆一のつぶやきというか
その語りと詩を綴ったものだけど、今半分を読み終えたところです。
まあ、女の私から見ると、やっぱり爺さんの呟きって感じだけど。
あと半分読み終えたら、
彼のタイトルのパロディでもないけど、
「こんな本・・・読んで…、よかった?」ってタイトルで
書評というほどでもないけど、読んだ本についての雑文を書こうかな~と
思いついているよ。
今まで
ずっと難しい、まじめなことばっかり書いたから、
ここらでいっちょ、気楽におもろいことを書くかぁ~!!
つづく!

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