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◆言葉なんか覚えるんじゃなかった、その2

  田村隆一  詩   帰途

言葉なんか覚えるんじゃなかった

言葉のない世界  

意味が意味にならない世界に生きていたら

どんなによかったか    

中略

あなたのやさしい眼の中にある涙

きみの沈黙の舌から落ちてくる痛苦

ぼくたちの世界にもし言葉がなかったら

ぼくはただそれを眺めて立ち去るだろう    

           ○ ○ ○

ちょっと甘いけど、意表をつくイイ詩です。 

ほんと、言葉がなかったら、どんなにいいかと私も時々思います。

その沈黙がきっと深く何かを繋ぎ、紡ぐであろうと、

そう思います。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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