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◆面白ジェンダー考、その3、「空気階段」もぐらとかたまりの中の女性性

明日はいよいよ漫才の「M1グランプリ」がおこなわれるが、

先般の「キングオブコント」で優勝した「空気階段」の

もぐら君とかたまり君の人気上昇が半端ない。

私自身は彼らが「キングオブコント」優勝する以前から、

その才能を見ていたのだが、では

「キングオブコント」で優勝すると、みんな人気者になるかという

そうでもないのですよ。

実のところ「シソンヌ」も「東京03」も今いち跳ねていない。

これも私の独断と偏見でもあるが、どうも「空気階段」の二人には

男性性だけではなく、女性性が入っているように感じる。

もぐら君にはどこかおばさんが、そしてかたまり君にはどこか乙女が

入っていて、そのしなやかさが、人気の原因ではないか、と

私は考えるのです。

それに比べて「シソンヌ」も「東京O3」もどっちも男性色が匂う。

「ジャルジャル」もそうだね。

惑星科学者の松井孝典博士によれば、

ホモサピエンスの躍進にはどうも他の人類にはない

<おばあさん>の存在が大きく貢献したと言っておられる。

つまり女の性から解放された女性が素晴らしい、ってことで、

気の毒なことに男は死ぬまで、その性から解放されない。

現代は脳の研究が発達し、脳それ自身の世界を

単に男と女にカテゴライズするというのでは

無くなりつつある。

実を言うと、私自身もあるときから女を捨てたというか

まあ、女性性には執着せず、むしろ意識的に

男性性を取り入れてきた。

なぜそうしたかは機会があれば書きますが

そのころから私自身の脳世界がズンとひろがったように思う。

まあ、これも錯覚かもしれませんが。

これからジェンダーフリーの世界が来ると、おそらく

益々いろいろな才能は花開くと思う。

まあ、面白い時代になるってことかな~!

ジェンダーフリーの時代になることで

男女の格差や差別がいかに非生産的で不毛であるかを

みんなが知るとイイネ。

さ~明日のM1誰が優勝するかね~!

楽しみです。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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