人生は瞬く間に過ぎていきます。
だから賢く生きないと、そのまま最後までズルズルと、
迷いの中を生きてしまう可能性が有ります。
心象的な病理の悩みの中にいる人も、
世の中とはどういうものか、
人間とはどういうものかという事が、見え、掴めてくる事で、
そこからの脱皮も可能だと考えます。
だからきれい事は書きませんよ。
ズバズバほんとの事を書きます。
現実をしっかり見極め、
足を地につけて、たくましく生きてもらう為に、書きます。
○ ○ ○
●まず、生きて行く為にはお金が必要です。
人生でお金は必須条件ですから、
どのようにしたら、
お金を稼ぎ続けられるかを考える事。
金持ちになる事じゃありませんよ。
自分の食いぶちを、どう確保するかです。
その為には、人生のプログラミングや、戦略が必要ですよ。
10年後の自分、20年後の自分は、どのように暮らし、いきているか、
その確かなところで手探りしながら、戦略を練る。
それには、
しっかり現実を見極め、それに基づき、
●現実な選択をする事です。
●その時、夢や憧れに振り回されない事。
●自分がどんな職業に適しているかは、
・常に自分が無意識にやっている事の中にあります。
・意識せず、無理なく自然に、当然のようににこなしている作業こそが、適正です。
例えば、いつも計算している、とか、いつも何かを作っているとか、いつも料理しているとか、
いつも社交的とか…etc。
私の場合は、いつも言葉が降ってくる…苦笑!とか、です。
※人間は、自分にはない事に憧れます。しかし、
それは自分にはないことですから、習得するには時間がかかり、
そのうち人生はどんどん過ぎて終わります。
●仕事は、どんな仕事も、習熟していくには時間がかかります。
常に10年をめどにし、
最初の10年は、全くの下積み、修行と考えてください。
次の10年から初めて仕事の習熟が始まります。
だから最初の10年は、とても厳しく、辛い事も多く、辛抱が必要です。
ついでにいうと、何ごとも、辛抱しないとモノにはなりません。
また、
●仕事に関しては、自分は無能だと考えておく事です。
なぜなら、どんな仕事も、ゼロからの出発だからです。
逆に自分を有能だと考え、
才能があると考えてしまうと、
それはことごとく失敗し、挫折します。
未熟者ほど、自分は有能だと錯覚するのですからね。
そして、
●20代、30代は、社会的経験値は赤ん坊で、
よちよち歩きのレベルだと思っておいてください。
なぜなら、社会は複雑で、難解で、それが理解できてくるのは
50代や60代くらいからです。
※60代になっても、まだ社会や人間が理解できていない人も沢山います…トホホ!
それくらい人の世は、魑魅魍魎なのですよ、妖怪だらけです…苦笑!
●仕事は10年の下積みを経る頃から、漸く技術や知識が身についてきます。
また、才能も少しずつ内容が熟してきます。
ですから、
●若い時の成功は、成功もどきです。
才能も、才能があるというより、
その才気がちょっと優れていた、という事です。
一時的には成功したとしても、いずれ、その底の浅さや、薄さがでてきます。
さらに怖いのは、
人間は成功するとどうしても自惚れます。
自惚れがある限り、成長も、進化もありませんから、
成功は失敗のもとなのです。
●それよりも、社会の中でしっかり揉まれ、世の中の実相をちゃんと理解し、
大器晩成を目指す事です。
●才能と言うのも、時勢の波に乗ると、世の中ではやされたり、持ち上げられたりしてしますが
それはあくまでも才気のレベルでであり、時勢と言うシーズンの産物でしか有りません。
本当の才能は、世の中で揉まれながら、つまり
●人間の中で揉まれなが熟していくのです。
つまり、才能が集積されながら、
人間は、
文化や文明を花咲かせてきたのですね。
そして最も大事な事は、
● ひとつのことを、極めていく事です。
あちこちよそ見をしたり、よけいな色気を出さず、
●ひとつの事を極めていくプロセスにこそ、豊かない花が咲きます。
なぜなら、極めれば極めるほど、たくさんの知識や経験が必要になってくるからです。
だからこそ、極めた人の多くは、
教養も高く、多くのことに通じる能力を得ています。
そして、お金を稼ぐとは、プロフェッショナルになる事であり、
それは常に自分を磨いていく厳しい道です。
●断っておきますが、お金を稼ぐという事は、
お金は世の中の人々が払ってくれるものです。
天から降ってくるんじゃ有りませんよ。
という事は、いかに現実的になるかという事です。
現実をよーく眼を凝らして世の中を見て、
自分は、どこの誰に貢献してお金を得るか=それが市場という事です。
誰が、
自分の仕事に、お金を払ってくれるか。
企業という組織で貢献してもいいし、個人事業や、サービス業として貢献してもいいし、
そこを現実的に見極め、
ちゃんと生活が成り立ち安定するには、
どこで、どう働くかを考える事です。
大事な事は、
●世の中を甘く見ないこと。
安易、安直、軽薄に世の中や人間を見ない事。
最後に、私のカウンセリング経験では、
自己幻想を募らせたまま、自由に憧れ、仕事に束縛される事から逃げた若者が、
ついには40歳をすぎても、
フリーターのままで、精神年齢も低い人をたくさん見ました。
勿体ないですね〜。
そういう若者の失われた10年、20年は、
もう取り返しがつきません。
地道に生きること、そして、
若い時こそ、鉄は熱いうちに打たれ、苦労をしたり、もがいたりしてこそ、その人間の成熟や成功があります。
まだまだ、書かねばならない事があると思いますが、それは思い出したら書きましょう。
最後に、心理的病理も、
自力でお金を稼ぐ事が軌道に乗ってくれば、喜びや自信がわき、
一気に解消されます。
そこまでがシンドイのですが、
しつこいですが、楽に手に入る事など、有り得ませんからね。
そういう事です。
頑張れ、若者!
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