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◆ 人間はいつも無意識領域の自分を正直に、生きている。

昨日は脳の無意識領域の事を書きました。 

人間は最終的には、無意識でその生き方を選択しているということです。

また、心理的世界からいうと、

その人はいつも

●その人にふさわしいところにいる、と言われます。

いまの自分に不服や愚痴が拒否感があっても、

また、自分が望んだとおりになっていなくても、

実は無意識の中にあるさまざまな要因が、そうさせていると言う事です。

例えば私なども、

自分の無意識の世界を覗き込むと、

確かに私は自分の本がもっと売れたら嬉しいと願います。

しかし一方では、

それほどのことを望んでいない自分がいます。

だから売れないのですね…笑!

私の無意識領域には、

本の内容が大衆的には、あまり理解されないだろうと思っている自分や、さらには

売れる為に必死の努力をしたくない私がいます…苦笑!

また、今の出版界に絶望して、投げやりな私もいるなぁ!

だから私は、

分相応な位置に自分がいると

思います…トホホ!

     ○

自分の無意識領域を理解することも、分析することも、

そこには厳しく、非妥協的に自分を見渡す、

客観的な視点と視野が必要です。

これがなかなか難しい!

ただ、作家というものは、そういう自己検証がないと、作品が浅い安直なものになってしまうと私は考えます。

私の場合は、私の書いた事が広く大衆的に受け入れられる事はないだろうし、

受け入れられるとしても、時間がかかる、しかし書いておこう、という感じです。

     ○

さて、先日若者にアドバイスした記事も、その下敷きに、脳の無意識領域が関係していると書きました。

夢や憧れている事は職業に適していませんよ、と書きましたが、

つまり、その人が、知らず知らずのうちに無意識にいつもしている事や、

自分にとって当たり前の事の中に

適性が有ります。

それをヒントに、自分は何を以て●社会貢献できるか。

それが、

●現実的な報酬を得るには、どういう職業につけばいいか、を

考えることだと思います。

現代はメディアの発達や、華々しいアーティストやクリエイターの活躍に憧れる若者がたくさんいます。

しかし、

ほんとうに才能が煌いている人はごく少数であり、逆にその人達にとって今の大衆社会は、

とても生きづらい世の中です。

いつかその事も書いておこうかと思いますが。

自分の無意識に何があり、それが

どのように世の中に反応して、

今の自分になっているか。

もう一度、

人はいつも、その人にふさわしいところにいる。

つまり、

いつも、自分を正直に生きている、

って事ですね。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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