江戸時代まで日本は農業国であり、鎖国というドメインの中にありましたから、
日本がそのローカル性をいかした国造りは、かなりうまくいっていたと思います。
ところが明治の開国以来、日本も日本人も、自分達の脳のローカル性を度外視して、
殆ど無防備に世界へと出かけてしまいました。
その後の事は、皆さんがご存知の通り、日清、日露、そして二つの世界大戦を経て、今があります。
私は、歴史の事を書きたいのではありません。
何を言いたいか、と言うと、
明治以来の日本は、そのローカル性にコンプレックスを持ち、
西洋に憧れ、真似をし、対抗し、背伸びし、最終的には、
コテンパンに、叩かれた、と言う事ではないか、と、私は思うのです…苦笑!
余りに西洋世界の本性を、知らなすぎ、日本が見ていたのは、西洋列強の表面ヅラで、
彼らの裏にある支配欲や、策略や智略の深さまで、見抜けなかったのではないかなぁ。
つまり、脳のローカル性でいうと、
本当は西洋のことなどよく分からないまま、たかを括って戦争をやっちゃった、というんじやないか、と。
それは今も同じで、この先よほど
シッカリしないとねぇ。
ちょっと飛躍しましたが、日本本来の伝統性やローカル性をしっかり土台にして、国づくりをやり直さないとなぁ〜。
と思いますがねぇ。
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