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自分がいなくなっても50年はもつ会社!

自分がいなくなっても50年はもつ会社にしておきたい、と

憲雄氏が言っていたその根拠は何か。

それは、今の金融経済がパンクして世の中が著しく混乱しても、

その根底に、その柱に、

デモクラティックな精神が一本貫いているインテージは、

びくともしない。

と言う事です。

なぜなら、本業である調査業務のレベルの高さや、

社員各自のこころざしの高さや、何よりもまず

社員が意欲を持って働く会社こそは、

きっとその困難を乗り越えて行くであろうと、言う事です。

会社の業務が確実である事や、

会社の文化や知性がまともである事が、

高く株主に評価される。

そして金儲けのマネーゲームに走るだけの株主ではなく、

インテージの仕事やその社会貢献を高く評価してくれる健全な株主によって、

株が安定に繋がる、という事です。

会社と株主の双方に信頼の絆がある。

その為には、現場を見守る経営陣が、

現場の頑張りや、困難さをしっかりと理解していなければならないと

いうことなのです。

ところが、ホールディングスになり、頭(経営)と身体(現場)が切られてしまうと、

悪くすると、頭(経営陣)は、

現場の困難さを理解しない悪代官になりかねない。

また、外から来てインテージの本当の価値が分からない役員は、

株価や利益ばかりの表面的なことしか視野に入らず、

現場を締め付けにかかるかもしれない。

そんなことは、インテージではあってはならない、と考えていたと思います。

大事なことは、着実に、堅実に、そしてかつ、大胆に、

会社も社員も更には、株主も充実して行くこと。

そして他にはない、社内文化と知性が、

たとえ金融経済が破綻した日本に於いても、

そのまともさが、

そのデモクラティックな会社のビジョンが

日本を牽引する、

大きな指標と希望になりうるだろう、と言う事です。

本当は、日本の誰もが、今の日本の金融経済が、いつかパンクすると思っているはずですよ。

しかし、たとえパンクしても

その時こそきっと、 

社員全員が一丸となり、

しっかりと帆を張って、

インテージウエイを走る真艫な船が

輝きを発する、と、

憲雄氏も、私も、確信していました。

だからは、私はインテージが

ホールディングスになったと聞いて、絶望しました。

しかし、しかしそれでも、

例えそうでも、

インテージの中には、

まともの風の遺伝子が残っているはずです。

だから一時的には、社員の皆さんが苦しくなるかもしれないが、

つらい思いをするかもしれないが、

いつか

きっと、ぶり返す。

それに希望を繋いで、

今は憲雄氏の遺言のようなものを、

社員全員に渡しておこうとあの映画

「真艫の風」を撮りました。

当時私が考えたことは、

今は、どうしようもないが、

とにかくあきらめないないで、

映画にしておこう、

そして、

機が熟するまで、10年待とう。

10年後、もしかしたらそれは、

憲雄の命が尽きる時かもしれないが、その時こそ、

彼が人生をかけたメッセージを

再び社員の皆さんに贈る事ができるかもしれないと思い、

撮りました。 そして、

いよいよその時が来ました!

○ ○ ○

頑張れインテージの社員、

蘇れインテージの知性と文化。

社員の皆さんこそインテージの主役である事を。

すべての鍵は、社員のみなさんの、

率直で、どこか純粋でひたむきな

その心ざしこそに、

価値が宿る。

世の中は、思いもかけない困難も、

思いもかけない幸運もあります。

憲雄氏の口癖は、

セレンディピティー、

とにかく船出してごらんなさい。

後ろからの追い風に乗って、

真っ直ぐに進む船に乗って、

さ!

       続く!

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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