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芸術生活その14、鈴木もぐら君の離婚!

お笑い芸人の鈴木もぐら君が離婚したらしい。

色々事情があったと思うけど、もぐら君はそっとしておいてほしいと言っている。

まあ、それはそれとして、

もぐら君は稀に見る逸材です。

まだ35歳なのにどこか老成感がある。

それはかれの生い立ちや何やら背負っている闇があり、

ただその闇が

不思議な事に彼の中で熟成し、

いい味になっているのだ。

彼を初めて見た時は、ゾッとした。

なぜなら、デブの短足男が、歯茎から血を出していたからです…苦笑!

しかしその後、高円寺に住む芸人で作ったYouTubeの「高円寺チャンネル」で、

彼が、もつ焼き屋や定食屋で食しながらレポートしているのをみて、感心した。

他の芸人に比べて、食べながら、話す話しが深いと言うほどでもないが、

その間の取り方に味があり、

なんとなく作家のような風貌があった。

その話しがどうと言うのではないが、私は、こりゃただものではないと、感じてしまった。

ウキペディアをみると、ギャンブル好きで、遅刻魔、ヘブースモーカーで酒好きとあり、

いわゆるクズであり、ろくな人間ではない。

大学時代には、風俗店の客引きをやっており、おまけに借金まみれ。

こんなもぐら君のどこがいいかと言うと。

いやいいんですよ。

普通なら、荒みそうな経歴の中を、

もぐら君は、いとも軽妙に抜けて生きている。

私の目には、そのいかがわしい経歴すらも、彼の人格の深層形成の発酵材になっていると思う。

私はこの先彼は必ず発酵し、熟成すると思っています。

いい味の芸人になりますよ…。

まあ、もぐら君、この度の離婚も、君の腐りのひとつになって

いつか熟成するだろう。

おそらくその日には私は生きていないが、原子になって祝っているよ。

あゝ、人生はなんて苦々しくも、

甘露だろう、と、

ね!

写真はもう花のネタが尽きたので、仕方がないから、昨日の我が家の夕食。

ローストビーフは、スーパー福島屋さんで買いました。

シーザードレッシングは、オイラの手製です^_^!

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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