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芸術生活その16,鈴木もぐら、諦めた人間の凄み!

ひょっとしてお笑い芸人のもぐら君は、

これまで世俗的なものを

諦め、あきらめて、の人生だったのとちがうやろか。

だからまだまだ若いのに、

その凄みが彼の内側から漏れ、

何となくの風格になっているのではなかろか。

そして今回の離婚も、

私は何もしらないが、

もしかしたらもぐら君は、また

諦めたのかなぁ〜とも思ったりする。

何も言わない。

全部呑み込む。

それは本当に辛いし、体にも大きな負荷がかかるし、

それが出来る人間は、そうはいない。

ただもぐら君は、

そっちの人間じゃないかしらね〜。

その全部呑み込んだ重みは、

必ず言葉や行動の重さとして、熟成していく。

人間は苦しんだら苦しんだ分だけ、

辛かったら、辛い分だけ、

耐えたら耐えた分だけ、

そこにも命が息吹く。

それはやがて別の次元の生命力として、

ジーッと孵化して蘇る。

もぐら君もきっとそうなる気がする。

ただそれも10年くらいかかるかもしれないけどさ。

彼が芸人道を、

諦めなければ、

そうなる気がする。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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