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ガンバレインテージ、みんなでTOBを乗り越えて行こう,その3.インテージの組織の中に社員のポテンシャルが潜む!

社員のみなさんは、心理学者チクセント・ミハイの「フロー理論」というのを知っていますか?

「フロー理論」は、人間がその集中をマックスに高めた時に、奇跡的な能力が生まれてくる,という理論です。

人間がイキイキと生きることで生まれる可能性に対するおおきなサジェスチョンですよ。

この理論と同じように、

憲雄氏のインテージウエイは、

その本質と根源において、

これからの社会において、大きな生産性をもたらすと、私は考えています。

その理由を書きます。

前回憲雄氏は、インテージの武器は、データ、システムの他に、

????組織だと言いましたね。

このインテージの組織こそ、

今の時代、次の時代を生き抜く強烈な武器になるのです。

会社というものの屋台骨となる????組織論こそ、

ものすごく重要なのですよ。

どういう理念(旗)の元に、人々を結集させて、組織(母体)を作るか。 

その組織がいかに、

社員の人々の能力を活かせるシステムになるかこそが、

生産性の向上の鍵になります。

ところが凡庸な人間は、

(今の日本がまさにそうなのですが、)

方法論(やり方)ばかり追求します。

そうじゃないのですね。

母体となる組織こそ、社員のポテンシャルが蓄積される、最大に重要な場なのですよ!

そしてそれを構成しているのがまさに、社員である皆さんです。

鍵は、その組織が、健全、つまり

????まともであるか、どうかです。

田下憲雄氏は、そういう素晴らしい組織として、

インテージを作った筈です。

憲雄氏退任後には、

残念なことに、それを理解できていない役員もいるという事らしいですが、

しかしその遺伝子は生きている筈です。

今、金本位で荒み切った日本社会が底をつき、

その反動が

起きてくる、もう起きつつあります。

その象徴的な事件として「ビックモーター事件」がありますね。

こういうブラック会社がもう普通に日本中に蔓延ってしまいました。

また「ジャニーズ」という、

メディア、芸能界ではかなり横暴に権力を振るっていたものにも遂にメスがはいりました。

これからは、今までの反動として、

歪んだものが駆逐される時代に入ったのではないか、と、私は考えます。

その時,社会を浄化する指標として、インテージの存在,その在り方が大きな役割を示すでしょう。

そしてそのまともで,健全さがこそが、

大きな生産性を産むと思います。

憲雄氏の掲げたインテージウェイこそ、

????まさに今の世の中が失いかけている倫理であり、道理です。

日本社会は金本位の病理が蔓延し

人間性がどんどん歪められたストレス社会へと進行しました。

まさに今の日本は、人間の能力を低下させ、

結果的にはその独創性を疎外し、

生産性も低下させてばかりいるのです。

そこをAIで補おうとするのでしょうが、しかしそれも結果的には、

人間がいよいよ劣化していく事は

免れません。

つまり、

未来に向けた????人間戦略がない会社は、どんどん内部から崩壊していくのです。

これからの会社は、その人間理論に基づいた理念と、

それに基づいた規律と秩序を持っていないと,

どんどん内部から崩壊していくのです。

だから今こそ,しっかりと「真艫の風」を皆さんで読み直し、

この危機を乗り越えてください。

        つづく。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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