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一条の光のような映画をつくりたかったその2 ,資本主義とA I世界の埒外を模索する!? 

これから世界はどうなっていくのか、みんな不安を持っている。

少なくとも資本主義から新しい経済機構へと変わる兆しは見えない。

一方で ITの過剰情報で社会はどんどん細分化し解体され、液状化し、

それがA Iによって再編されてゆくだろことは、

火を見るよりあきらかである。

そんな世界の流れにそのまま乗せらてゆくか、

果たして別の道はあるのか。

そんな中私は、

なんとか希望をみつけたいと探した。

手がかりは、

定型的な発想ではなく、

資本主義経済体系やA I産業の、

????埒外にあるものを模索する人間です。

埒外を模索する事は、必然的に独創性を必要とするからです。

それで見つけたのが、遠野の菊池青年の農業です。

もう一人います。

栃木県茂木の、

君島佳弘青年の宿屋と農業です。

たまたま二人ともが農業というジャンルですが、

農業でなくとも良いのです。

商業でも,工業でも,サービス業でも、その他のものでも。

要は????時代の動向に流されず、

それを相対化して見ることができる。  

その上で、

????独自の見方や考えを持ち

それを

????現実空間で実践しようとする、

そんな若者です。

この青年達は、

二人ともが無肥料,無農薬であるが、しかし、

二人ともが

<自然栽培>とか<有機農業>とかに

凝り固まっていない。

つまり、

そういう定義に、

????小さく限定的にカテゴライズされず、

もっと大きく自由な視点で、

自分の目で観察し、考え、 

試行錯誤している。  

その中から、

自分達の独創的な農業形態(経済形態)を、

創り出している。

それが大事なのですよ。

それは、商業でも、工業でも、サービス業でも、

何のジャンルにおいても、

今の資本主義経済を超えてなお利益を出そうとする独創性を

生み出して実践する。

同時に、

A Iによって再編されないが、

ことと次第によっては

A Iも使いこなすくらいの柔軟性を持ち、

より高い次元での発想力と行動力を持つ。 

その事がなぜ資本主義やA I社会にまみえず、

それを超えてゆくことになるかは。

実は資本主義もAIデジタル世界も

あるところまで行くと、

破綻するとまでは言わないがゆきづまる、と、

私は考えている。

そしてその次に来るのが、

デジタルを統合して広がるアナログ世界です。

しかし、その頃には私はもういないけど…笑

なぜそうなるかは、

次回書きます。

※写真は香本さんのカレンダー2月、スノードロップです。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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