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エッセイその12、サッカー三浦カズ氏のこと

今、朝ドラに、サッカーの三浦カズ氏の息子がでており、結構頑張っている。

実は正直にいうと、私は最初の頃の三浦カズ氏が嫌いであった。

どこかヒーロー感が鼻につき、またあのサッカー踊りも嫌だった。

ところがそのヒーロー真っ盛りの時カズ氏はサッカーのワールドカップの選抜から外された。

当然メンバーに選ばれると思っていた人達はびっくりしたと思う。

ちなみにその選別をしたのは岡田監督。

何がダメだったのかは知らないが、

おそらくカズ氏は相当傷ついたと思う。

プライドが墜落したかもしれない。

しかし時間が経ち年月を経て、

その後もサッカーをやり続けるカズ氏の姿をみて、

彼に対する私の認識が変わって行った。

そして40になっても50になってもプレーを続けるカズ氏に対し、今はもう尊敬しかない。

あーカズ氏は本当にサッカーが好きで,サッカー一筋に人生を捧げるつもりで生きて来たのだなぁーと思う。

サッカーで有名になり自分探しの旅に出かけた者やタレントになった者もいる。

しかしカズ氏は違っていたねー。

その純粋な一筋の心ざしが今私には、

ピカピカと光ってみえる。

一人の熟成を見守りながら

私は少し感動している。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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