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エッセイその16、大谷選手より、君らの方がすごい。大谷フィーバーへの苦言!

確かに大谷選手は涼しい眼差しをしており、いかにも好青年であり、

将来が楽しみな大物選手である事は間違いない。

がしかし、昨今の大谷フィーバーには目に余るものがあった。

そして正直にいうと私は日本のマスコミ、メディアの、

こういうたぐいの騒動に対しては,

以前から苦々しい思いがあった。

その理由は、このバカ騒ぎの一方で

日本の若者達の深刻な現実があるからです。

多くの若者達がブラック企業や低賃金や、

将来の希望がない閉塞感の中で苦しんでいる現状がある。

彼らはこの騒ぎをどのような眼でみているのであろうか。

大友選手は優れているとしても、

持ち上げ過ぎ,騒ぎすぎです。

そして今回の通訳氏の事件が起きた。

大谷選手はアメリカ野球界の期待を背負い、見た事もないような大金を契約し、

いかにも成功を収めようとしているかのようにみえるが

本当にそうだろうか?

今回の事件は、そういう大金フィーバーの周辺には、

いかがわしい人間や、

たちの悪い人間が、

アリのよう群がってくる、という事でもある。

そして意地悪く言うと、

彼はアメリカの野球エンターテイメントでの活躍である。

日本ではない。

日本の人々に言いたい。

本当に素晴らしいのは、

こんな世の中の中で、

このデフレの低賃金の中、

懸命に頑張って働いている日本の若者達です。

栄光やスポットライトを浴びていなくとも、

この日本を支えて

いろんなことを我慢しながらコツコツと

真面目に働いてくれている若者達です。

私は、

君らの方が

何倍も素晴らしいと思います。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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