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良い機会だから言葉について書きます。その1言葉は生きもの!

言葉は私達の分身であり、 

言葉は私達の内面や人格や知性をも表す。

言葉はその息遣いや発声音の大小,高低や、ちょっとしたニュアンスで、

微妙に表情を変える、生きものです。

私達の顔と同じように、

私達を表すディスプレイでもあるのです。

だから疎かにしてはならない。

昨日例に出した言葉は、

言葉を単なる自分をカムフラージュする道具として扱っている為、

言葉が死んでいるのですね。

言葉が生きものだからこそ、

時代時代で変化して、その時代の表現を担っていく。

つまり、言葉は時代の中で息吹き、

言葉に依って時代が作られ、

だからこそ、言葉を通して、

時代や世相が見えてくるのです。

私はありとあらゆる言葉、

美しい言葉も、激しい言葉も、

下卑た下品な言葉も、卑猥な言葉も、

時に攻撃的な言葉も、

すべて人間の為にあり、

生きている人間の生のダイナミズムとしてある、

と思っています。

しかしひとつだけ例外としてあるのが、

ごまかしの為に使われる言葉です。

言い訳も含めて,ごまかしの道具として言葉が使われる時、

言葉は生気をうしない、死んでしまいます。

人類史は言葉と共に始まったともいえます。

なぜなら、言葉によっ私達の意識が立ち上がるからです。

言葉がいかに大切かを、

書いていきます。

       つづく。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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