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憲雄氏のメッセージは実はものすごい次元の理論を語っている

今,憲雄氏のメッセージ集ゲラの推敲をしているのだが。

これまでは,そこにキラキラした言葉や溢れる社員への愛情を感じる,という次元でよんでいたが、

今回再度読み推敲する中て、

実はもの凄い次元の理論を語っているのだ,ということに気づいた。

これは自分の夫に対する身びいきても、我田引水でもないよ。

彼が語っているのは、経営が成功する方法論ではない。

彼が語っているのは、 

構造論であり、

⭕️会社が持続的に利益を生み出す

構造の原理を語っている。

しかし、

よほど明晰な頭脳でないとそれを理解できないかもしれない。

凡庸な人間はそれが分からず、

上っ面をスーッと通り過ぎてしまうかもしれないね。

残念ながらインテージにはそれを看破し理解できる人間がいなかったかもしれない。

それは金融株価なんていう流動性を遥かに超越した会社の構造性を以て、

株主はあくまでも事業の応援者であり、

主体は株価などを超越して存在する、

⭕️実体として利益を生み出していく会社と社員であり、

それを構造化していくという理論です。

だからこそ憲雄氏は、その構造化されたシステムの中で、

社員が育ち,会社が育っていくとし、

決して育てるものではない、  

育つものだとしている。

また今回の映画でも、そう言っている。

だから自分が去ってもインテージは50年はもつと言ったのです、が、

それをおそらく後継の宮首氏は分からなかったのだねー。

だからそれをバラバラに分解して、ホールディングスにしてしまった。

残念だね。

しかし、今回この本を出すことで、

もしかしらそれを理解できる頭脳明晰な人間が出てくるかもしれない。

そしてその理論を応用するかもしれない。

それは、

今の低迷する日本の会社と金融経済からの脱出する出口への

ヒントになるだろうと、

私は思います。

ただ本当に明晰な人間でないと理解できないだろうから、

そう言う人間の出現を願うよ。

さーさらに推敲を続けようか。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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