申し訳ありません。
殆ど新聞やテレビを見ないために、
レバノンのポケベル爆破のことを知らず,
なぜこんなにも人が殺されねばならないのか。
しかも、ポケベルの中に爆弾が仕込まれていたとは。
ドローンが兵器化されるだけでもショックなのに、
ポケベルまでを兵器にする彼らの
異常な戦争執着はもう、
私達日本人には理解不能です。
世界を憎しみと殺し合いの場にしたいのか?
そんなにまでして人を殺したいのか?
戦争は人間を獣レベルまで落としてしまう。
日本の平和意識がなんとも無力に遠のいていきます。
また一方では、自民党総裁の候補者全員が、
統一教会の問題の再調査に対してダンマリを決め込むなど、
日本は日本で、アンポンタンのゾンビ達に、呆れてしまう。
国内も国外も,ため息しかでない。
が、そんな中、私のなかには
二つの確実な希望がある。
ひとつは遠野「勘六縁」菊地青年夫妻の農業で、
彼らは<米作り>というジャンルで、
一歩一歩確実に歩いてゆく心ざしが.
きっと未来では力を発揮するでしょう。
もうひとつは、栃木県茂木町で宿屋と自給農をしている君島青年夫妻です。
君島青年は、彼らが移住した集落の、その村,或いは地域を、
ひとつの共同体として俯瞰し、プロデュースする視点を持っている。
つまり村作りの視点です。
おそらく君島青年自身は,そういう自覚はされていないが、
彼が掲げる問題意識の中に,その萌芽を私は見ている。
これからこれまでのことが次々に瓦解,崩壊していく時代がくる。
今までの矛盾の、
そのカムフラージュが破れて、
現実が荒肌を現してくるでしょう。
つまり、何から何まで、人間はやり直しをやらされる時代が来る。
経済も政治も文化も、混乱の中、何から手をつけたら良いかわからない世の中で、
今から準備を怠らない、
この二組の青年夫妻は、
確実に、
隘路を開くモデルになるだろう。
そこには、時代に流されず、
自分の頭で考える聡明さを持ち、また、
他者に耳を開き、
思慮する謙虚さをもっている。
自分で考える力と、謙虚さ
その二点こそがものごとが結実していくための条件だと、
私は確信している。
そしてどうやら、このところ40代の青年の中に、なかなかの論客が出てきている。
左派右派色々で、まだまだ頭でっかちで、観念的なこともあるが、
それでも自分達のこの社会をどうすればいいかの論争が起きています。
つまり、
もー糞詰まりで、ゾンビがはびこり、妖怪の墓場と化しそうな今の日本を諦めず、
ゾンビバスターが現れ始めているということです。
私は少しホッとした。
二人の青年も、ゾンビバスターの
青年達も、
まだまだたくさんの紆余曲折があり、
いくつもの難所を越えねばならないと思うが、
とにかく自分らが生きる時代と、
自分らの為に格闘してくれ。
そこからきっとこの閉塞した社会の中で、
何らかの風穴が開くと、
私は希望を託します。
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