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本日発売です。元インテージ社長田下憲雄メッセージ集「会社は社員を犠牲にしない」〜まともな企業であり続けるために〜

エピソード1、社員の尊厳!

私がカウンセリングを勉強している時、恩師が厳しく戒めた事があります。

それは決して人間をモノ扱いしてはいけない。

人間は息をし、生々しい感情をもち、切ったら温い血が流れる「人」である。

いつ如何なるときも、

尊厳を持った存在として、

人と向き合う事。

田下憲雄にとっても、社員の皆さんは常に尊厳を持った一人の人であり、

会社とはまさに、

生々しく生きる人々が、作り上げる集団組織でありました。

だからこそ、役職の有無や、部所にかかわらず、

懸命に働いてくれる人々、社員を、

大事にする(幸せにする)ことこそが

経営者としての使命と考えていました。

社員は、会社の主役であり、経営、株主は、その応援隊であり、

社員を守ることが、会社が守られ継続されると、考えていました。

今回彼が現役の社長時代にかいたメッセージを集めて、

「会社は社員を犠牲にしない」

〜まともな企業であり続ける為に〜の本として出版しました。

残念ながら憲雄氏は、悪性脳腫瘍に襲われて手術しましたが,

脳が傷つき、錯覚や混乱が起きる中、

彼の友人の出版社が発刊の名乗りを上げてくれました。

そして私は、

憲雄氏退任の時に作った映画「真艫の風」の兄弟版として、

今回も、「社員を犠牲にしない」という動画と映画を撮りました。

その撮影時のインタビューをそばで聞きながら私は,

感動しました。

脳腫瘍手術で、前頭葉が傷付く中でも、彼の言葉として飛び出してきたのは、

インテージ社員に対する深い愛情でした。

憲雄氏の中に、こんなにも人間愛が溢れていたとは思っていませんでした。

彼の口をついてでてくる言葉は、

常に、自分の仲間であり、同志であり、友人である、社員のことであり、

経営者としては、

会社の業績を高め、インテージを実績のある確かな会社にしていく為に、

自分の全存在を投入するということばかりでした。

私は、インタビューに答える彼の言葉を聞きながら、インテージの社員に嫉妬しましたよ…笑!

しかし深い感動が浮かんできました。

まずは本を読んでいただき、

その後にYouTube動画と短編映画を

公開いたします。

私のブログでは、映画撮影のメーキングエピソードとして、

憲雄氏が撮影中に語った事をご紹介していきます。

どうぞ皆様、最後まで,お付き合いください。

よろしくお願いいたします。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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