なぜ坂口安吾を読むのか、というと、
安吾の目線まで,自分を下降させ,或いは、落下させ、
最も冷徹な,冷酷な、冷厳な、厳しい目で、
人間が纏っている擬装と偽善の幻想を剥いで、
人間に向き合いたいからである。
そのミクロの目から、また
マクロの目から、ごまかさないで、
人間、時代、経済,文化を検証しないと、
日本の真実も、世界の実体も、
見えてこないです。
もうこれまでのような、
安易なヒューマニズムや未来志向も、
安直な時代分析も、
何も役に立に立たない時代に入ってしまいました。
私の目には、手がつけられないほど文明が病み,
経済も手遅れ感が、どうしようもない。
なのに、日本社会も,日本人(人々)も、いまだに…、
あ〜なんと言っていいのか、
茹でガエル症候群の中にいる。
平和ボケの中にいる?
これから日本の実体が世界にバレていく時代が始まり、
アメリカの力のなさ(それはもうバレているが)も、
益々露呈していくでしょう、
ヨーロッパ諸国もまた、同じことです。
先進国はもう衰退して行くのかなあ〜。
しかし果たして後進国は,賢いだろか、どうなのだろねー。
できれば,30代後半,40代、50代前半の若い人に、
安吾のこの視点を持ってもらいたい。
※50代後半になるともう頑迷、或るいは、老害になるからね…苦笑!
そこから、人間が,日本社会が生き延びる為の、
なにかのヒントや手がかりが見つけられると
いいねー。
コメント