これからの日本はどうなっていくのかについては、
かなり厳しいことが予想される。しかし
私は希望を持っている。
おそらく社会は二極化していくだろう。
一方は超高度テクノロジー産業の社会で、
もう一方は、
その対極に発生するであろう、人間を中心とした
人間の手によるアナログな産業社会である。
これこそ私の希望の星なのであるが。
超高度テクノロジーになればなるほど、
一方での、人間の脳の能力の低下は免れないだろう。
人間の体験知や経験値こそ、脳データーを深化(進化)させるからね。
反対に人間が人間たるための
手仕事、手づくり、伝統技術、そして自然栽培などに加え、
試行する人間、考える人間こそは
その劣化を免れると思います。
仕事だけではなく、極力自然と係る生活をすること。
子供たちの教育も頭でっかち、観念人間ではなく、
沢山の体験をし、経験を積み、考察し、創造する人間を育ててほしい。
おそらく求心力を失った議会政治が空洞化し、
移民、難民が増え
都市はどんどん無国籍化して崩壊していくだろう。
しかし、たとえ移民、難民が入ってきたとしても、
日本人の遺伝子とアイデンティティーをもつ地方農村地帯は、
再び力を取り戻すだろう。
これからは人間にとっては大変な正念場となる時代に入ると思う。
もしかしたら堺屋さんの予想したように、
高度中世文化の時代になるかもしれません。
現実逃避,の●非現実の文化が跋扈するかもしれない。
それでも、歴史は常に行き過ぎては戻るという螺旋状に
発達してきた。
そし●文化はいつも、
周辺から発祥し、中心へと向かい、
中心へ到達した文化は、洗練されると同時に
退廃と享楽の中で滅んでいきました。
今はまさに、中心が求心力をなくし瓦解しつつある。
その反対に、
目に見えない周辺こそが、これから大きな役割と力を持つと思う。
今までの価値体系や正義や倫理が、たとえ壊れたとしても、
●混沌の中からこそ、何かが生まれてくるからね。
ひたすら人間のことを心配し、社会のことを危惧してきた私ですが、
もうあとを皆さんに託します。
いつもいつも、長い長い文章を読んでください、ありがとうございました。
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