今日はちょっと余談で、脳とカウンセリングについて、お話しします。
8月24日の記事でお分かりかと思いますが、本当に大事なのは、身体の反応なのです。
ところが、日本のカウンセリングは、頭の中(マインド)を変えることばかりやります。
マインドフルネスとか意識をコーチングするとか、
頭の中の意識を変えることばかりやる。
しかしいくら意識(マインド)を変えても、身体が変わっていないと、
いつの間にかまたもとに戻ってしまいます。
つまり、変えるなら、
無意識の中にある、潜在意識です。
なぜなら身体は潜在意識に、
瞬間的に、衝動的に、
反応するからです。
この瞬間的に、衝動的に反応することを変えなきゃ、ダメなんですよ。
そして、生きづらくなるのは、
この
身体の反応が、辛いのです。
辛いのは、脳ではなく、
身体が反応して心が、不安になるのです。
更に動悸が起きたり血圧が高くなったり、身体がだるくなり、結果、気分が落ち、意欲がしぼみ、
これらは全て身体の反応です。
ところが、日本のカウンセリングはいわゆる脳の意識(マインド)ばかりいじくろうとする。
何回も書きましたが、
意識する0,5秒前にはもう、身体の方が先に動きますから、
人間は、潜在意識と身体が反応しながら生きているのです。
つまり
潜在意識の中にある情動反応を変えないかぎり、
人間は変われないのです。
情動反応は、遺伝によるものと、育成歴によるものとがあります。
遺伝的なものはなかなか変えられませんが、
育成歴によっておきるマイナス反応は、変えられます。
潜在意識にシコっている記憶と、その記憶が作り出すナラティブ、
そのナラティブによって起きる、身体のネガティブ反応を、
実際に身体の情動を使いながら書き換えていきます。
これは私が40年間山ほどの本を読み、自分を実験台にしながら
考え出したカウンセリングの方法ですが、
どこを探しても、どの本を読んでも
潜在意識と身体の関係を書いてあるのを見たことがありません。
ただ養老猛さんだけが、大切なのは、身体と感覚だと言っておられたYouTubeは、見たことがあります。
そして、大事なのは、精神分析です。
精神分析で、自分の記憶のナラティブを解析していく必要があるからです。
なぜカウンセリング界も心理学者も脳科学者もが、
潜在意識と身体の重要性に、気づけないか、というと、
彼ら自身が頭デッカチの、
脳マインドで、生きているからです…苦笑。
ホントは彼らこそ、その脳マインドをぶち破らなきゃいけないのに。
さて、
私ももう歳ですし、
私のカウンセリングは真正面からクライエントさんに立ち向かいますから、
私自身大変なエネルギーをつかいます。
だから、本当に変わりたい人、切実に、そう思っている人だけと、カウンセリングワークをします。
その出会いこそを大切にしたいと思っています。
人生は、セレンディピティですからね。

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