心理学に「魔女の呪い」というのがある。
これは親が自分の子供に、こうあって欲しいと、その子供の無意識に呪い(期待)をかける事である。
呪い(期待)をかけられた子供は、無意識のうちに親の期待に応えて頑張る。子供は、けなげにも、親を喜ばそうとその期待に沿って生きようとする。
ところが脳の発達は、混沌状態からはじまる。
つまり生まれたての赤ん坊の脳は混沌であり、 そこから体験と経験をしながら、少しずつ、自分の脳の中を、整えていくのである。豊かにしてゆくとも言える。
この混沌状態こそ、子供の創造性の源泉であり、子供は自らの体験と経験を積みながら、自分の創造性を高め、自分の脳世界(脳地図)を作っていく。
ところが「魔女の呪い」にかかった子供はもうそこで、親に方向性を決められる。
これは子供の独自の世界を潰し、型にはめ、せっかくの子供世界を台無しにしてしまう。更に、その子は、自己世界と親の期待世界との板挟みになり、苦しむ。
いわゆるその子が自分の生命を燃やすその出口(アウトプット)が塞がれてしまうのである。
◯
子供はほったらかしにしておきなさい。
やたら子供に関心せず、介入せず、ほったらかしにしておけば、
その子は自分で、混沌の中から、
自分の才能を開いていく。

写真の絵は太田宏介さん作のカレンダーからです。
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