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賢い国民になろう!その1

西村康稔・経済再生担当大臣が、金融機関間で駆り出し、

飲食を取り締まろうとしたことを撤回したが、

野党だけでなく、与党からも批判がでたことが、まずは安心した。

ちゃんと良識が働いて良かったです。

西村という人は以前から上から目線の発言でしたね。

そしてこの人の頭の中は<取り締まろう>ということしかない。

経済をどのように立て直すが、仕事なのに。

むしろ彼が今やらなければならないのは、

コロナでガタガタになる経済をどう持ちこたえさすか、ということで、

追い詰められる飲食業を、どのように支えるかでしょ。

酒類販売事業者への取引停止という、これもとんでもない間違いです。

反対に、今は

飲食業と納入業者の関係が崩壊しないように

双方をどのようにサポートするかであり、

この人はビジネスのイロハも分かっていない。

そういう人が経済再生担当など、できるはずがないでしょう。

自分達の愚策に従わないものを取り締まるという、まさに

悪代官の発想ですよ。

もしかしたら、従わない業者のほうにこそ、ビジネスとしての正当性が

有るかもしれないのにね~。

飲食業を追い詰めることで、

自分達の無策、無能を隠し、やってます感を

出そうとしているようにも見える。

コロナとオリンピックで、二重に苦しめられるが、それでも

だからこそ、今まで見えていなかったことが

見えてきた。

今、日本の国民は、賢くなるか、このまま押し流されていくか、

その選択が試されている。

賢い日本国民として、どうするか。とても大事だと思います。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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