◆日本人はアメリカ人やヨーロッパの人たちと違って関節表現を好み、
そういう話し方をする。それについてどうか、というご質問をうけました。
確かにそういう人もいますが、それは日本人がそうだというのではなく、
脳の観点からいうと、・日本人でも西欧人でも
◎ 優れた人、仕事ができる人は皆、言葉を濁さず、明瞭、明確に言葉を吐くのです。
さらに◎ 責任をもって言葉を吐くときはより直接的な表現になります。
すなわち、脳が整理されていくと、脳の中が明瞭になり、簡潔になりますから、
脳は最も本質的、かつ的確な言葉を選び話すようになります。
勿論ボキャブラリーも豊富でしょう。
また優れた人は、◎自他の分離が出来ており、
知性が高くなると、主観と客観の関係性が、よく見えてきますから、
効果的で、相手が受け取りやすい言葉、すぐ理解できるような、言葉を吐いていきます。
反対に脳が整理されておらず、明瞭でない人は、曖昧で、不明瞭な話し方をします。
さらに・自他の分離が出来ていない人は、自分の思いこみで話してしまいます。
つまり●自分の言葉に責任を持ちたくない人は、言葉をぼかし、
自分の言葉の言質をとられないように話します。
そういう人は、そういう事ばかりに神経を使い、そういう脳になってしまうのです。
こういう人は仕事ができない人です。
そのいい例が、菅総理の記者会見です。
彼は自分の言葉の言質をとられ、後で責任を追及されないように言葉をボカします。
責任を取ることを恐れ、間接的な言葉しか使いません。
だからそれを聞いている国民は、いつも不全感に陥ります。
そして事態はいっこうに改良されないのです。
つまり菅さんは、優れていないのです。
反対に警戒心が強いので、狡さについては、優れている・・・・苦笑!
つまり彼の脳はリーダーとしての脳ではないのです。
反対に私の周囲にいる・優れた人たちは皆、明快に言葉を吐きます。
それは相手を信頼して、率直な関係こそが、何事もうまくいく、ということを
熟知しているからです。
腹の探り合いをしたり、ほのめかしたり、匂わせたり、しないのです。
また、空気を読む、といのも、その人の深層心理にあるのは自己防衛です。
ういう、周辺ばかりをうろうろして人生を浪費します・・・苦笑!
日本人だろうが、西欧人だろうが、アジア人だろうが、
優れた人々の脳は、明快、明瞭、率直そして、正直なのだと、思います。
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