人間はどこへいくのか、その3,エントロピー増大の法則!

エントロピーというのは、基本的には熱学の概念ですが、

統計学や情報科学や、化学反応論でも使われている概念です。

説明が難しいので、結論から言うと

●エネルギーはいつもエントロピーが増大する方向に流れる、ということです。

すべてのことは自然のままにほおっておくと、秩序から無秩序へと進行する。

始めは秩序があるのですが、エネルギーはそこからどんどん膨張、拡大

増力してゆき、秩序が壊れ、

バランスを失い失速していくとでもいうのかなあ~、説明が難しい~!

そもそも

宇宙そのものが膨張することによって冷えてゆき、

最後は宇宙も死に向かうということであり、

私たちの自然環境は、

いつでも生命の解体と死をいみする●エントロピー増大の法則空間の中にあると

いう事です。

エントロピーが低い状態は秩序があり、

エントロピーが高い状態を無秩序な状態といいます。

その事を頭の中に入れておいてください。

その上である限られた時空の中では

エントロピー減少という現象が顕れ、それが私達人間とその世界です。

私達の体は高度に秩序立てられた物質であり、

高度に複雑系になったものは、一時的には秩序だつ、

つまりエントロピーの減少ということでも

有るらしいのです。

ただ、それも、一定期が過ぎると、

エントロピー増大の法則に支配されていくということで、

人間の生は一時的には秩序だつがやがては死に向かうということです。

実は映画「どこかに美しい村はないか」では、

最後に菊池陽佑夫妻が「自然は恐ろしいことばかりだ」と言っています。

このことはまさにエントロピー増大の法則を言い当てています。

自然というものは、美しいです。しかしその本質は恐ろしいのです。なのに、

近代社会は自然をコントロールすることや支配することを試みているようですが、

その見返りとして、今起きている様々な災害こそは、

自然からの反撃を受けているように思います。

自然と共に生きるとはどういうことであるか、

人間はそれを問われているな~と、私は思います。

次回はテクノロジーが進化した未来について

二つの例をご紹介したいと思います。

※余談ですが、人間の脳の中もエントロピー増大の法則が支配しています。

その事も後日書きましょう。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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