正岡子規– category –
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正岡子規考11,惚れ惚れとする男たち!
やっとこの歳になって この世というものを突き放して 遠くから眺めることができるようになった。 具体的にいうと、この世に起きる様々なことを 自分とは違う星の出来事のように 眺めることができるようになったと いうことです。 そうして眺めていると こ... -
◆正岡子規考7、脳の中は日本より広い!
明治になって、西洋からたくさんの知識が入り、 それが漱石や子規の脳の中で咀嚼されていく時、 新しい知識に呼応し、イメージする力とそれを受け入れる大きな器とを 二人ともが持っていたかもしれませんね。 つまり頭が柔らかいのです。 その柔らかさが、... -
◆正岡子規考6、漱石と符号する!
よほど子規のことが気になっているらしく、夢の中でも「子規の近代性はあの空間意識で・・・」と考えている私がいます。 子規の中にある大きなスケールの空間意識、俯瞰的景色の全貌を把握しようとする試みには、 それまでの日本のお座敷的空間にはないも... -
正岡子規考4 勝手に男を品定め・・・笑い!
正岡子規の「病床六尺」を読み終える。これで三度目です。 「病床六尺」の中で 河東碧梧桐が賞賛する俳句を 子規が理解できず、最初は批判しようとします。 しかし子規の素晴らしいところは、 それを頭ごなしに排斥するのではなく、 どうして碧梧桐がこの... -
正岡子規考3、中村不折と子規!
子規のことを書きながらも、私は俳句や短歌の世界にはまったくの素人ですから、そこに突っ込むことは控えます。 ただ「墨汁一滴」の中には、明治の画家中村不折のことが書いており、 しかも多くのページを割いて書いてあります。 中村不折との出会いは、 ... -
◆正岡子規考2、変化させてはいけないことは何か!
いくら文明が進化し、時代が変化しても変化させてはいけないことは何か。 それを変化させてしまうと、滅びに繋がると私は考えています。 社会における文明の進化が先行し、それに否応なく取りこまれて自分がいきるしかない、 という私達の状況があります。... -
◆シリーズ正岡子規 その1、いい歳をして胸がときめいた!
71歳のいい歳をして胸がときめいた。 誰に、正岡子規にです。 ま、71歳だから発情してときめいたのではありません…笑! 男に対するそういう発情ホルモンなどは もうとっくに干あがっていますからね!!・・・大笑い!! そうではなく、人間としても、男と...
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