2022年1月– date –
-
<田下啓子痛快エッセイ>あゝもう二度と生まれてきたくはないな~!その1
いつも目が覚める寸前の頭で考えている。 あゝもう二度と生まれてきたくはないな~と 私は考えている。 そんな中、よく頑張って生きてきたな~と思うと、 やっとホッとする。 今考えて整理しなければならないことを 寝床の中でじ~っと考える。 しばらく考... -
「樋口一葉、恋の行方」(電子書籍・アマゾン)出版しました。
この度電子書籍で「樋口一葉・恋の行方」を出版しました。 おそらく皆さまがご存知の一葉さんではないと思います。 一葉さんは、その恋らしきものを日記に書いていますが、 それはどうも彼女の創作ではないかと思われます。 では、実際に真実はどうであっ... -
◆ドクターXあれこれその6 最終回 .使命感しかいらない!
ドクターXの大門美知子先生がなぜ、凄いかというと。 権威や権力や名誉や富には一切関心がなく、 その脳の中は、目の前で苦しんでいる患者さんを救うという 使命感のみが占めていることです。 人間は使命感(生きがい)こそが大事なの。 それ以外に必要な... -
◆ドクターXあれこれ、その5,半沢直樹にあってドクターXに無いもの?
それは半沢直樹の中に一貫して流れる<念>である。 つまり怨念とか執念とかで、ドロドロとした感情がまとわりつく。 だからこそ、半沢は土下座が裏テーマにもなってしまっている。 半沢君が、社会から、或いは大和田常務から受けた傷が、 疼くのである。 ... -
◆ドクターXあれこれその4,「半沢直樹」の香川照之の苦み。
半沢直樹」と言えばやはり香川照之さんでしょう。 この人なしには半沢はありえない。しかし なぜか、香川さんの顔にはある種の苦みが消えない。 これは演技では消すことのできない、 香川さん自身の人生の苦みのようで、 どうしても香川さんの皮膚の内側か... -
◆ドクターXあれこれその3,萬斎さんの色気!
ドクターXのシリーズ7は、狂言の野村萬斎さんが登場してきた。 生瀬さんの声と台詞が文学調の美しさであるなら、 萬斎さんの声と台詞は伝統芸で鍛えられた様式的な美しさがある。 今回最後のほうでやっと少し自然顔になったが。 萬斎さんは始めから終わり... -
◆ドクターXあれこれその2 生瀬さんが素晴らしい!
何気なくドラマの成り行きを見ていたのだが あゝなんて美しいのだろう、と瞬間的に驚いたのが、 生瀬さんの声と台詞です。 顔じゃなくて(笑い)声だけが聞こえてきて、とても知的でした。 それで思い出したのがNHK朝ドラで、 脚本家の<長沖一・ながおき... -
◆ドクターX あれこれ!その1
年末からずっと毎晩、テラサで一本ずつドクターXを見ている。 今までは北大路欣也さんが総長のシリーズ3であったが、 今回からはシリーズ4で、 あの西田敏行さんが東帝大病院の院長先生だが、 なんだかこれまでの北大路さんの時より、ドラマがイキイキし...