2023年4月– date –
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終わりを意識して書く、あとがき2、宇宙も地球も人間が主役では無い、賢く、そして慎み深く考える人間になる。
このシリーズは、わたし自身の死(終わり)を明瞭に意識し、 思うところを存分に書きました。 テーマは二つです。 ひとつはこの宇宙も地球も、人間が主役では無いこと。 そして、無限の経済成長などない、ということ。 頻繁に災害が起き、 こんなに自然が... -
◆終わりを意識して書く、あとがき1、権威も名誉も蹴っ飛ばして、ただただ使命感で書いた漱石とドストエフスキー!
先般亡くなられた作家大江健三郎氏も、 人間の無意識にある高邁な世界をなんとか言葉にするべく頑張れました。 困難な難易度の高い仕事であったと思います。 ただ一点残念なのは、 氏がノーベル賞を受けた事で、 私は少しガッカリしました。 もし漱石にノ... -
シリーズ・12.最終回。人間の闇の奥にある微かな光をみつめて!
どうやら漱石は、ドストエフスキーの作品を殆ど全部読んだらしい、と 江藤淳氏が書いていました。 やっぱりそうだったのか。 それで漱石の「則天去私」の思想とドストエフスキーの行き着いた地点とが似ていると思った事の 合点がゆきました。 ドストエフス... -
ガンバレインテージの女性達!
インテージの芦沢さん、堤内さん インテージを卒業された染野さん、そして桜木さんが、お見舞いに来てくださいました。 インテージも色々様変わりしていくと思いますが、 それでもインテージらしい唯一性が継承されていく事を希望します。 人がイキイキと... -
シリーズ11、ドストエフスキーの愛の世界と漱石の則天去私の世界!
その2「則天去私」のほんとうの意味。 生きることはほんとうに厄介です。 いちばん厄介なのが自分です。 その厄介で、苦しい人間に、漱石が 語りかけているのです。 「世のに片付くものなどない」(道草) 「そんなら死なずに生きていらっしゃい」(ガラス戸... -
コカコーラにお勤めされていた五味直人さんがお見舞いに来てくださいました。
コカコーラにお勤めされていた五味直人さんがお見舞いに来てくださいました。 憲雄氏のゴルフ仲間という事で、 いつも一緒にプレーしてくださった皆さんとの動画に音楽をつけて編集して、見せて下さいました。 五味さんも、余命1年を告知され、膵臓を半分... -
◆シリーズ11、ドストエフスキーの愛の世界と漱石の<則天去私>の世界!
その1。 初めて漱石を読んだのは、小学五年生くらいだったと思います。 「坊ちゃん」の小学生用ダイジェスト版だったように思います。 以来どういう訳か漱石が好きで、ほとんどの作品は読んだと思います。 なぜ好きなのかは、 漱石の小説にながれている温... -
シリーズ10、人間の欲望とは何か、業とは何か!
人間の欲望は命に原初的にプログラミングされている属性としあるものです。 生命が生命から生まれる摂理として 子孫繁栄の為に 否応なく人間が背負わなければならない宿命の脳と身体の機能です。 仏教では「業・ごう」と名づけられました。 それは本来は弱... -
シリーズ9,ドストエフスキーや漱石が伝えようとした人間の心とは!
時々娘がため息をつきます。 「私は何の為に生きているのだろうか?」と。 すかさず私が言います。 「社会に貢献するために生きてんだよ!」と。 人間は欲望の為に生きているのではありません。 もっと高邁な世界を作るために生きているのです。 欲望の為に... -
シリーズ8、新しい時代の経済モデルの芽が・・・!
私達は地球環境も経済成長も、有限の中を生きている。 だからこそ、これからは歴史からは消費経済の繁栄ではなく もっと地に足をつけた地道で 抑制の効いた限定的な経済が必要になるでしょう。 この事をしっかり認識した上で、どのように他者や他国と共存...
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