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◆能勢監督との話、希望について 4、人の力で作り出す産業が生まれる!

これからは確実にAI社会に入って行き、

圧倒的多数の人々は、その社会に組み込まれていくでしょう。

そしてAIは、夢のような技術革新の世界を見せてくれるかも知れません。

しかし、社会は恐らく二極分解していくのではないか、と私は思っています。

圧圧倒的多数の人々はAI社会に吸収されていくでしょう。

そしてAIが作りだす価値の社会になって行くその一方で、

少数ではありますが、 

人間らしさとは何かを追求する人々や、

人間が作り出す価値の産業も生まれてくると考えます。

そしてそれはもう、萌芽し、確実に価値を生み出してきています。

それは新しい人間の文化と、

新しい経済の形を作り出してゆくと

思います。

突然の夫の発病で介護に明け暮れる中、私の気持も少しばかりすさみ、

現代社会に対する、厭世感や絶望感に陥りましたが、

能勢さんと話す中、

映画「どこかに美しい村はないか」の先に見えている希望を更に皆様に発信せねば、という思いが湧いてきました。

自然栽培のお米作りも、林檎栽培も、その他、⭕️人間が手を掛け、

自然と協働して作りだす製品こそ、

高い価値と収入をもたらすと思います。

それは今の大量生産と大量消費と飽食の経済ではない、

ホンモノをつくり、

その価値に対する対価を払う経済を作り出していくと、思います。

そのことは同時に、

これまでの大量消費経済にどっぷり浸かっている人間にも

その生き方を問いかけるものになると思います。

皆様にはとても想像つかないかもしれませんが、

映画「どこかに美しい村はないか」のあの世界の再現は、

ありうるのです。

そしてそこにはもう一度、

茨木のり子氏のあの詩の

⭕️ 力強い人間の力を取り戻してゆく人々がいると

思います。

皆様には、田下さんの妄想かと、

思われるかもしれませんが、

ありうるのです。

⭕️ 今能勢監督が撮り、編集している映画には、その事が描かれています。

ファンタジーではなく、

具体的で現実的なものとして、

それは、ありうるのです。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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