2021年12月– date –
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74歳の蛹
昔はいつも、怒っていた?!
ある人のFacebookを見て、大学時代の親友を思い出し、 拾数年ぶりに電話した。 〇 〇 〇 「タオリデ~ス」 「うあ~!」 「まだ生きてる?」「生きてるよぉー!」 ここで電話したいきさつを話す。 「身体大丈夫?私今年胸のおでき切った」「... -
女たちへ
面白ジェンダー考、その4,ほんもののフェミニスト!
若い頃、今から50年くらい前、よく冨岡多恵子さんの本を読みました。 冨岡多恵子は、池田万寿夫さんの内縁の奥さんだった人です。 しかしその後二人は別れ、池田さんは、バイオリンニストの佐藤陽子さんとくっ付いちゃったのですが。 池田万寿夫さんも、芥... -
74歳の蛹
◆私のカウンセリングその3,今気づかないと手遅れになるよ!
つい二、三日前、ヤフーのコメント欄をAIが管理して 誹謗中傷的なものを数秒で削除する、という報道がありました。 勿論誹謗中傷するなんてもっての外です、しかも匿名で。 しかしそういう事を勝手放題にやってきた人々は、 そのつけとして、AIの管理... -
74歳の蛹
◆私のカウンセリングその2,人間は考える生きものある、
そもそも私はクライエントという言葉が大嫌いです。 そういうレッテルを張り付けることこそが不毛だからです。 なぜなら、人間はいつも変わり続けている存在であり、 そこには様々な偶有的な出会いや体験により、 量りしれない可能性の中を人間は、生きて... -
74歳の蛹
◆私のカウンセリングその1,直面することこそ・・・。
私のカウンセリングは,カウンセリングというより もっとも厳しいことを付けつける人生の出会いの一つとして欲しいと 考えています。 そもそも、脳は様々な人と出会い、そして 体験、経験、思考、考察を重ねながら、 成熟していきます。それは厳密にいえば... -
クリープハイプ尾崎世界観
◆クリープハイプ・尾崎世界観の世界その5,最終回。
クリープハイプの「栞」以外の曲を聴いたが、 「栞」レベルのいい曲がなかなか見つからない。 殆どの曲はその鎧が強すぎて、尾崎世界観君の もっとも良い所が現れ出てきていないような気がする。 「祐介」では、まだまだ本能的にしか生きていない、つまり ... -
クリープハイプ尾崎世界観
◆クリープハイプ・尾崎世界観の世界その4,ピンサロの瞳ちゃん!!
小説「祐介」のことで書き忘れたことが一つある。 この小説の中の最も温度があったピンクサロンの瞳ちゃんのことである。 荒んで彷徨する祐介の物語の中、なぜかここだけは パ~っと光が射している。 始めて行ったピンサロの瞳ちゃんはとてもやさしい。 だ... -
クリープハイプ尾崎世界観
◆クリープハイプ・尾崎世界観の世界その3,小説「母影」・なんて静かで、なんて穏やかで、なんて素敵なんだろう。こんな小説は読んだことがない。
これは芥川賞候補になった作品らしいのですが、 ここあるのは、尾崎世界観氏のやさしさの世界ですね。 障害のある母親が、マッサージと称し、 男性たちにいかがわしい性サービスをするその店のベッドの、 カーテン一つで仕切られた隣のベッドで、 主人公の... -
クリープハイプ尾崎世界観
◆クリープハイプ・尾崎世界観の世界その2,小説「祐介」キラキラと才能がこぼれている!
いつから小説の中に性描写が過剰になってきたのか、もしかしたら 村上龍の『限りなく透明に近いブルー』あたりからですかね~。 ただそれはエロくないですが、私は余り良しとはしません。 この小説もそういう描写が多く、 しばしば途中で読むのをやめよう... -
クリープハイプ尾崎世界観
◆クリープパイプ・尾崎世界観の世界その1,クリープハイプとの出会い。
音楽バンド<クリープパイプ>のギター件ボーカルの尾崎世界観さんの小説を読みました。 初めにお断りしておきますが、尾崎氏のことを、時に尾崎君、そして 尾崎さん・尾崎氏、とその都度使い分けますので、ご了承下さい。 なぜ、尾崎世界観氏の小説を読も...