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エッセイ41、日本の現実に絶望なんかしてられない!

このところ書いた、

考えることができない若者達の群れも、ブラック企業も、それを放置する日本社会も、

ほんとうは絶望的な現象なのだけど、そうは言っていられない。

なぜならこのままだと日本が沈没してしまうからです。

私は沈没する日本を残して死ぬに死にきれない。

考える能力が無い若者達もブラック企業の氾濫も

その根底あるのは、

保守化する日本の社会が、

⭕️現状維持しかできず、

⭕️新しい創造性を生み出す、或いは作り出すこともできず、

さらにら思い切った⭕️チャレンジすらできない、

ということです。

つまり、日本は、今あるものを使いきったら、その先に何もないと、

いう事なのです。

新しい産業、新しい創造の世界を創発しない限り、

日本は世界の中でどんどん落ちていくしかない。

しかも多くの国民が、それに対する危機意識すら持っていない。

危機意識があったらこんな無能の政治家達が、 

厚顔に裏金づくりをしたり、

オメオメと無策のまま当選し続けるわけがないのですよ。

そして IT情報化社会になり何が起きたかというと、

I Tを使ってゾクゾクと新しい産業が起きたかというとそうではなく、

それはまるで大衆の高級玩具のような使われ方をし、

ネットはは自己顕示とフラストレーションのはけ口のようになっている。

そして

情報の発散により、大衆社会の液状化と個の断絶が起きてしまった。

液状化する社会は、

日本の伝統的価値、道徳や倫理や規範すら壊れそうになっている。

液状化し、個々に解体された大衆社会が、

A Iによって再編されるのはもう火を見るより明らかだ。  

そうなるといよいよ大格差がおきて、

失業者が大量にでてくる。

困ったなぁ〜。

どうしたらいいんだろう。

しかし絶望なんかしてられない。

一歩でもここから抜け出すことを

考えねば、と。

自分の無力感をひしひしと感じるけど、

私なりに出来ることをしないとね。

まだ頑張って咲いているパンジーです。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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