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もし会社が、できるという人ばかり採用すると、どうなるか? 【田下憲雄メッセージ動画撮影エピソード2】

能勢監督が、

田下さんは、自論として

会社はできる人もできない人も、

すべて大切だということですが、

もし会社が、できるという人ばかり採用すると、どうなりますか?と、

質問しましたら、憲雄氏は即、

そんなことしたら、 

今の国会みたいになっちゃうでしよ。

と答えました。

撮影スタッフ大笑い!

もう,お分かりだと思いますが、

高学歴やエリートの人たちの殆どは、受験を勝ち抜いてきた人達で、

そういう人は,無意識に上昇志向を持っている。だから

どうしても、国会議員みたいに、

権力の周辺で、

取り巻きや派閥を作ったりして、

会社が、歪んでしまう可能性がある。

そして日本は、そういう会社がたくさんある。

では、

彼らがほんとうに出来るかは疑問で、むしろ 

脳がそういうふうに偏ってしまうことで、他の能力が落ちることもある。

また、その人達にはない能力も、

他方では、とても大切であること。

だから、一見出来そうな人も、

出来なさそうな人も、

それぞれに役割や能力があり、

人間を一面的に判断してはいけない、ということでした。

そしてそれはくしくも、今年のノーベル賞受賞者の経済学者、

アセモグル教授も言っておられることであり、

それについては、来週、書きます。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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