能勢監督が、
田下さんは、自論として
会社はできる人もできない人も、
すべて大切だということですが、
もし会社が、できるという人ばかり採用すると、どうなりますか?と、
質問しましたら、憲雄氏は即、
そんなことしたら、
今の国会みたいになっちゃうでしよ。
と答えました。
撮影スタッフ大笑い!
もう,お分かりだと思いますが、
高学歴やエリートの人たちの殆どは、受験を勝ち抜いてきた人達で、
そういう人は,無意識に上昇志向を持っている。だから
どうしても、国会議員みたいに、
権力の周辺で、
取り巻きや派閥を作ったりして、
会社が、歪んでしまう可能性がある。
そして日本は、そういう会社がたくさんある。
では、
彼らがほんとうに出来るかは疑問で、むしろ
脳がそういうふうに偏ってしまうことで、他の能力が落ちることもある。
また、その人達にはない能力も、
他方では、とても大切であること。
だから、一見出来そうな人も、
出来なさそうな人も、
それぞれに役割や能力があり、
人間を一面的に判断してはいけない、ということでした。
そしてそれはくしくも、今年のノーベル賞受賞者の経済学者、
アセモグル教授も言っておられることであり、
それについては、来週、書きます。
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