前回書いた、
心(無意識)をカランカランのアッケラカンにする、
というのが、いわゆる仏教や禅でいうところの
頭の中の(無意識領域の中)にある、煩悩が整理され、取り去られている、って事です。
それを脳科学と、深層心理学を駆使して、説明しております!
○ ○ ○
さて成功禁止令を解く為に、
もうひとつ大事な事は、
自立心と独立心です。
韓国ドラマ「ミセン」は
2014年の制作ですから、いまから9年前の韓国です。
今はどうか分かりませんが、韓国の学歴、学閥優先社会が、背景となっています。
内容はそのまま日本の企業にそっくりです。
韓国の大企業の商社に、4人の新入社員が入ってきます。
その中に一人だけ,学歴が高卒のG君が混ざっており、
彼は専務のコネで入社した派遣社員です。
ほかの3人は正社員です。
ところがこの会社は、権力争い、派閥,取り巻き、それをバックに、
パワハラやセクハラが日常化しており、
仕事によってはかなり危ない橋を渡ってもいるようです。
専務の取り巻きの部長達は、もう目も当てられないくらいに病んでいます。
そんな中でもG君は、正義感の強いオー課長の元で懸命に働きます。
G君は懸命に働き、事業貢献をして、派遣社員でありながら、次第に周囲の人々からの信頼を得ていきます。
しかし2年間の派遣契約が切れるころ、優秀で貢献度も高いにも関わらず,
学歴のないG君は.
会社の規則では、契約が切れると、
正社員にはしてもらえません。
そこで彼に同情したオー次長(課長から昇進した)は、
G君の正社員採用と交換に、
賄賂を使った取引を専務から押し付けられます。
そこには彼の昇進も約束されています。
悩んだ末に、オー次長は、
それを引き受けてしまいます。
自分が昇進すればG君を正社員として雇える権限を持てるからです。
結果的には、その不正が本社にバレて、オー次長は責任を取って辞職しG君の契約は終了します。
9年前の韓国ですから、今はパワハラもセクハラも,かなり改善されているかも知れませんが、
この商社自体、社員も含めて,成功禁止令の固まりです。
※こういう会社は、日本にもゴロゴロあるでしょう。
ドラマは会社をやめたおー次長が新しく起業し、そこにG君も入社して新しく出発して終わります。
まあ,型通りの終わり方です。
ただ,私が問題だと思ったのは、オー次長が、実はボタンを掛け違えた事です。
もしかすると、このドラマの脚本家も、演出者も、またこのドラマをみて感激した観客も、
みーんな,成功禁止令にかかっている人達かも知れません、多分、かかっていると思います。
なぜなら、彼らは,自分達が成功禁止令にかかっている事にも気づかずら、
それを解く事もしていないからです。
では、オー次長は、どこを、どのように掛け違えたかというと。
本当はオー次長は、自分自身を救う為に専務から賄賂がらみの取引先を
キッパリと断固断るべきでした。
周囲にどう思われようが、です。
しかし彼は,専務や周囲を忖度し、
挙げ句の果てには、
G君の為という風に、自分をごまかして仕事を引き受けてしまいました。
こういうことも人間の無意識では、やってしまいます。
自立意識、自尊意識に欠けている人や、共依存の中にいる人達は、
無意識に,他人を救うという自己陶酔の中、やってしまうのです。
しかしこれは、絶対やってはいけないことです。
まずG君の為にも,いけません。
彼こそは、引きこもりの成功禁止令から抜け出そうとしている人間です。
たとえ正社員になれなくとも,
彼はそこからまた,自力で自分の道を切りひらいていくでしょう。
オー次長は、そういうG君の生命力を信じていないから、
自分がなんとかしてやろうとするのです。
断っておきますが、
こういう人は日本中に溢れています。
言わば
自分の中の自力的生命力も,他人の中のそれも、
まったく信頼していない人達です。
日本は、そういう親達がたくさんいます。
日本が安易に学歴社会になった原因もまさにここにあります。
自分の中にある、自力力も、自立意識も欠けていますから,
当然いつも、グタグタと,周囲に流され、迷いの中います。
ハッキリと,口を酸っぱくして言いますよ。
人間は自分の力で生きていくことができるのです。
だからこそ,
脳は高次に働き,高い学習能力を持つのです。
ところがレベルが低い人は、
その能力を磨かず、
不安やコンプレックス、ばかり磨きます…苦笑!
そして、残念ながらそれが、
今の日本には、まかり通っています。
ドラマを見る限り、お隣りの韓国も、そういうベクトルが働いていたようですが、
それを見事に克服するかのようなドラマが生まれました。
それが、以前ご紹介した、
「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の
ウ・ヨンウ嬢です。
ウ・ヨンウ嬢には、成功禁止令など、
みじんもありません。
またこのドラマは自閉スペクトラムという脳の障害に,
真正面から向き合っています。
言うなれば、
日本のドラマとは次元の違う、
覚醒の高さがあります。
そして,私は自閉スペクトラムを障害とは思っていません。
なぜなら、人間の脳は,どんな人も、
どこか偏り,
どこかバイアスがかかっているからです。
成功禁止令にかかっている人も、健全ではありません。
人々は、いつの間にか、
自分を信頼することも、
自分の中に、
自力で生きる生命力がある事も、
忘れてしまったようです。
人生は厄介で,何ごとも、すんなりとはいきません。
それでも、自力で体当たりで,開いて行ったところに道ができるのです。
無用な禁止令などを振り捨てて、
どうぞ、
あなたの、ドキドキするような
あなたらしい成功を、
手に入れてください。
※禁止令については、エリック・バーン,禁止令、で検索してみてください。

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