今私の頭の中で見えている風景というか光景をどう説明したらいいか、
いや、とても説明がつかないのだけれども。
1つはAIを始めとするテクノロジーを使った世界工業の世界で、
これはグローバルな経済が熾烈に戦い争う世界である。
もう一つは、そういうこととは関係なく、
地に足をつけ、
日本の底で頑張る、全く庶民の経済である。
1の場合は、中国を中心とするブリックスが勝ち、のしてゆくだろう。
しかし、これは私から見ると、
最終的には敗北していく経済である。
それは地球資源をますます消費していく経済でしかありえない。
そして、多くの人間は、
今の脳、つまり、今の自分の脳の延長先にしか、
未来が見えないと言う限界の中を生きているからおそらく、
ほとんどの人間が、ほとんどの国々が、
かなり盲目的にグローバル経済を走っていくだろう。
しかし、そこには未来は無いと私は考えている。
私の目には、今のグローバル経済と金融経済とが崩壊した後の、
焼土の野原の上で
生き残っている人々は、
グローバル経済でも、金融経済でもなく、大企業でもなく、
むしろ、そういうところからは、
阻害され続けてきた小さなビジネス。
ただひたすらに、地に足をつけてきた人々である。
自分の等身大のビジネスをやり抜いてきた、
個人の、あるいは小規模の商店や工場などである。
それが見えない人々はいまだに、
グローバル経済の貿易や、
テクノロジー開発や、
宇宙開発などが、
未来産業になると思い込んでいる。
ただ、それらは、
膨大な資源とエネルギーをを土台にせずにはいられない。
これからの未来がどうなっていくか。
今、私に見えているのは、
そして深い思いとなっているのは、
そういう果てしない資源競争の世界ではなく、
小さな小さなビジネス、商い、そして基盤を支える、農業や漁業などの、自然とともに生きる、第一次産業の世界で働く人々が、
生き残っていくであろうということである。
また、そういう人々が大切にされてほしいと言う願いでもある。
これから世界で何が起きるかそしてそれはどうなっていくのか。
それを私なりに遠望しながら書いている。
しかし、おそらくそんなことを考えてるのは私一人くらいかもなぁ、と思いながら、
書いている。
17、 8年前、憲雄氏は、おそらく金融経済は破綻していくなぁ、
そして、最終的には、中国の製造業が生き残っていくだろうと、
私に語っていたが、
今それが現実化している。
当時、そのことをわかるのは、ほんとに極少の人間であり、
ほとんどの人は、金融経済の波に乗った先に、日本の繁栄を夢見ていた。
今、もうその夢から覚めない日本人の方が圧倒的に多いだろう。
ただ、私は書いておきます。
遠い未来が、しかし遠くない未来か、
そこで生き残っていくのは、
ほんとに今まで底辺を支え苦労してきた、
基盤になる経済を支えた素朴な人々であることを。

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