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田下啓子手記 2、「知の時代」がやってくる!

不思議ですね〜。 

私達夫婦は、日頃ろくすっぽ口もきかず、日常的な話しかしないのですが、

有る時から二人ともが、偶然に、

🟢これからは「知の時代」だと考えていました。

つまり I Tの時代からA Iの時代に進むに従い、

人間と人間社会においてどんな現象が起きうるかということを、憲雄氏も私もが、

それぞれのフィールドで相対化して、考えていたのです。

人間とは何か、人間が生きるという現象は何か、

更に人間の欲望とは何か、そして最終的に人間の幸福とは何かを、

迫り来るA Iの時代を相対化しながら考えていたのです。

その結果、憲雄氏は、生半可なA Iでは及びもつかないくらいの人間の知恵をひねり出せと。

それは、金融,株主資本主義が閉塞した後の時代において、

どのような新しいマーケットを創出しなければならないとかと、

彼は考えていたと思います。

一方私は、このままA Iによって高度テクノロジー社会が進むことが,

果たして人間の幸せになるかどうか、を考えていました。

もしかしたら、行き過ぎた文明により、

身体を使わなくなった労働は、

人間の脳と身体を劣化してしまうかもしれない,という危惧です。

その危惧を以て映画「どこかに美しい村はないか」を撮りました。

ただ私達夫婦の最大の読み違いは、 

A Iと「知の時代」が来る前に、

人間にとっての最大の危機が来てしまったということです。

もっとすんなり「知の時代」へと移行するのではないか,と読み違えてしまいました。

甘かったです。

金融経済はどんどん最悪化し、

とんでもない格差社会へとなってしまいました。

I T情報化時代は、期待に反して

グダグダと人間が繋がるS N Sが広がりはしましたが、

そこからは何も新しい創造的なもが生み出せていないです。

この現実を、憲雄氏は予想していたかもしれませんが、

私はアメリカ社会に見られるような、

ここまでの社会の退廃と崩壊を、予想していませんでした。

そこには、これまでの300年に及んだ科学と工業の時代と金融資本主義経済の結末としての現実が現れてしまいました。

格差が二極化し、億万長者と、反対に貧しい人々が置き去りされるという、

とてもまともとは言いがたい社会(時代)が生まれてしまいました。

そして何よりこれこそが、

「人間」が起こす現象であり、

人間とは何かの⭕️負の部分が、

現実化してしまっていると、考えざるを得ません。

そこには、文明の進化と共に、

思想,哲学が欠落した金儲けビジネスに走る人間と、

他者(他国)を支配し,所有しようとする愚挙に走る、人間のエゴイズムと,幼稚さが、

噴出してしまいました。

今のアメリカはその如実なモデルでもあり、故に、

トランプ氏が出現し、アメリカをなんとかしようとしています。

ただアメリカが凄いのは、トランプ氏の後ろに、

この危機に対する優れたブレイン、シンクタンクも生まれてきている

ということです。

日本の報道はどうでも良い次元の幼稚な井戸端会議のような事ばかりが報道されますが、

トランプ氏のブレインが何を考えているかは,全く報道されません。

もう腐りに腐り切った利権のアメリカを変えていくには、

イーロンマスク氏のような破壊的力わざも必要でしょうし、

世界金融システムを変えていくには一時的に大不況に陥いる大胆な切開手術も必要でしょうし、

迫り来るAG Iの開発も中国にやられてしまうと、

一気に世界は全体主義に喰われてしまうでしょう。

また、国内産業も、

高度テクノロジーだけではなく、

アナログな製造業の復活と活性化が必要です。

もー何もかも、気が遠くなるほどの問題山積で、

それを解決して乗り越えないと、

人間社会は滅びかねないです。

そんな中で、日本は何をしているのでしょうかねー。

余りにも鈍感、知能がひくすぎます。

ただね、ただこの余りににも愚かな、金融経済と株主資本主義の蔓延る社会システム,

更にその上に構築してしまった歪んだ世界システムを、変えていかない限り、

人間は滅びます。

そして、そして変えていく為には、

今こそ、人間とは何か、

社会とは何か、

更に何が人間を滅びに向かわせるかの人間の欲望についての、

思索,思想、哲学、社会学、文学、そして、宗教とは何かの見地から、

検証をせねばなりません。

ただの数値や数字だけではない、

大きな思想体系の中から 未来のビジョンを探し出さねばなりません。

それを成し遂げた先にこそ、

「知の時代」への光が見えてくるはずだと、

私は確信しています。

これから

本当に苦しい時代が来ると思いますが、

なんとか乗り越えて、

知恵を出し,知の時代の光を

見つけてください。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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