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今こそ、日本人の知性と日本の文化が、必要です。

私は終戦後2年目に生まれました。だから

戦前の事も戦中のことも知りません。

しかし戦後は、国家が破綻した中、

人々が自力で生きおり、そこには、

戦前の日本には、あり得ない自由と活気があったように

思います。

さらに怒涛のように入ってきたアメリカ文化はハイカラで、

それにあこがれ、テレビなどではアメリカのホームコメディを

楽しみました。だから、

それを否定したり、批判したりはしません。

なぜなら現実はそういう風に流れるしかなかったからだと

思います。

先般、中学生が友達を刺した事件や、もう頻繁に起きる

子供の自殺などを通して考えるには、

何か私達日本人は「文化」を作り損ねている、という事です。

あの戦争で、日本の文化の伝統も、よきにしろ、悪きにしろ

崩壊しましたが、しかしその後

日本人は自分達の文化を、日本人の知性で作り上げてきたか、というと

とても疑問です。

さらに私が思い感じる日本人は、

とても勤勉で、まじめで、そして我慢強く

さらに西洋人や他のアジア人にはない、内向性の

奥ゆかしさや、慎ましさや、助け合う心があります。

それは災害が起きたとき発揮され、

いつも多くの日本人は、被災者を思い、

助け合おうとするではありませんか。

戦後76年たった今はもう世界中の情報が走り、押し寄せてきます。

そういう中で、日本人の知性と文化をしっかりと確立していない危うさを

私は感じます。

何が良くて、何がダメか、何を作り出さねばならないか。

私達のアイデンティティーの根底には

日本の風土と伝統と、さらに日本人らしい知性が作り出す文化が

或るはずです。

今、日本と日本人に必要なことは

押し寄せてくる世界の情報に●流されず、

日本の伝統の中にある知性を磨き、と同時に

世界を止揚しながら、

新しい未来へむけた「文化」と「秩序」を作りだすことだと

思います。

その「根」のしっかりした日本になって欲しいと願います。

そして大人はその背中で、

しっかり子供のお手本になって欲しいです。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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