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エッセイその3、人生は迷路のようであった! 

もうすぐ77歳になるが、

振り返ればなーもわからないままオボコ?の私がこの俗世を、

よく生きてきたなあと思う。

答えも手がかりもない中、

手探りで五里霧中、試行錯誤の失敗だらけで、

頭をぶつけては痛い思いをし、

沈没しては浮かび上がり、

感情のエレベーターは上がったり下がったりの、

もう人生は迷路のようでありました。

親から教わった処世術だけじゃとてもとてもこの世は御しがたい。

裏の裏にはまだ裏があるよーな世の中の深い淀みの縁を

よーく生きてこられたなぁと思います…笑。

多分それは、どんな人も同じで、

やっとこの道を行けばなんとかなるだろうと見つけた時にはもう、 

片足が棺桶のなかに入っているあーあ…笑

生きることはなんと理不尽かと思うがそれも人間たる宿命で、

決まった道を無難に生きるんじゃ

面白くもなんともないと言う天の邪鬼でもないけれど。

ここまで炭鉱夫のように真っ暗闇の中、ヘッドライトのわずがな光で足元を照らし、

やっとこさ出口が見えてきた。

それでもここまで来れたという充実!

そう言えば、今どきの人には炭鉱夫もヘッドライトもわからないよねー。

まあ,ともかく人生は迷路の如し、って言う事です。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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