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未来への思索その7、未来を生き延びる為に、日本の「心」を守る。

めぐる巡る,思想は巡る。

そう言う歌を作りたいほど、日本という国は、先人達が、

あっち側から、こっち側から、思想をめぐらせて、人々を民衆を守ろうとしました。

日本とは、そう言う知性の国なんですよ!

      ◯

エマニュエル・トッドさんの本を読んだことから始まった人間とは何か。

最終的にはすべてのことが「金の価値」に収斂して行く資本主義経済

人間の生身からどんどん乖離してゆく科学社会とが、

人間の未来として、人間社会が雪崩現象のように崩壊してゆく。

本当にそれでいいのか、と疑問が広がるばかりの中の、思索です。

これから予想される、

人間社会がガラガラと崩れていく中で、

私達はどうやって自分自身を支えていったらいいのか。

エマニュエル・トッドさんによると、現代の経済の衰退とアメリカ,西洋諸国の敗北の根底には、

アメリカ,西洋の国々の、

文化と秩序と宗教の崩壊により、国内及び国民の間に、虚無感が蔓延しているということでした。

つまり人間の意欲やエネルギーの元になるアイデンティティが壊れてしまった,と言うことです。

これは、トランプさんなどが必死に大統領令を発布したり関税をかけたりして、アメリカの復活をしようとしていますが、

最も本質的な問題は、そういう表面的なものではなく、

社会そのものや、人間の脳や心が壊れかけているのです。

そこを、根本的にケアし、立て直さなない限り、ダメだと私は考えます。

アメリカは,そもそもピューリタンが移住した国であり、西洋もその基礎は確固たるキリスト教社会ですから、

ピューリタンとしての強い信仰と規律があったはずのですが、

それが繁栄の裏で,足元が少しずつ崩れ出していったのでしょうか。

また、アメリカや西洋諸国の、 

自分達の文化、宗教をもって、グローバル化すると言う傲慢さも、

その原因となりました。

それに比べて日本は、2,000年余の歴史と伝統があります。そして、

まだ、間に合います。

🔴素晴らしいのは日本は西洋諸国とは違って、

この国は、神道と仏教を統合し、更にさまざまな東洋思想と哲学を吸収していった独特の国であることです。

そこには、キリスト教の神による絶対的な一元支配の構造はありません。

あるのは、

四季に恵まれ、自然豊かな日本だからこそ生まれたのが,神道の世界です。すなわち、

草にも木にも,軒先にも、竈にも神が宿る八百万の神々から始まり、

神々は和歌を歌い、

なんともおおらかな世界です。

決して世界を支配しようなどという気配はありません。

ちょっと余談になりますが、天皇の中でも、稲作を指導して行脚した継体天皇が、私は大好きです。

飄々たる足取りで、稲作を民に指導して廻るのです‼︎

こういう草や木のような自我は、

西洋人の粘質的な自我とはまったく違います。

万葉集の中に流れている、繊細な、風のような自我です。

話を戻すと、

その神道世界に聖徳太子が仏教をつけたしてひとつの秩序世界をつくり、国という土台ができていきましたが、

そこから時代の進行とともに、

もう命がけの宗教者達が次々と現れてきます。

最澄、空海、日蓮,法然、親鸞、道元、そして臨済の一休も、禅の世界も。

みんな自分の命と人生を賭して、

民衆救済の為に、頑張ってくれました。

すごいね〜!

こんな国って他にあるのかしら?

素晴らしいです。

更に江戸時代には、儒学,朱子学,国学、蘭学などから、

もう書ききれないほどの学者、哲学者がでてきます。

みんな優秀すぎるぐらい優秀です。

日本人は、無宗教の人が多いと言われたりしますが、ところがどっこい、ちょっと大袈裟にいうと、

私達日本人の無意識は、

この2,000余の歴史と伝統の流れの端にいるはずなのです。

ですが、やはり時代の波のなか、それがだんだん崩れてきている事は、否めません。

残念ながら人間は、

自分を導いてくれる🔴理念や言葉を持っていないと、

どんどん崩れていきます。

だからこそ、

私達は、自分達のアイデンティティが崩れないために、

今の時代をしっかりと見つめ,分析し、国際状況を見極め、

私達が、生き残る為の⭕️戦略としても、

私達のアイデンティティである、

日本の伝統と文化、生活習慣、伝統宗教を、

守って貰いたいのです。 

私達の中に遺伝され、意識の中の言葉として記述されている、

「日本的心」としての、

人倫、人間の良心、倫理、道徳、礼儀、振る舞い、

そして伝統、風土に育まれた、

たくさんの日本文化(知恵)と生活習慣。

それが生み出す

⭕️日本人の知力と知性が失われないように、

半ば意識的に、🔴自覚をお願いしたいのです。

それが私の願いです。

私達の日本が、壊れないように、

私も人生の残り時間が限られる中、

必死に頑張って「心」と「宗教」について書きました。

          終。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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