前回、歴史は常に反動を含みながら前へ進むと言うことを書きました。
だから、次の時代は、今の時代の何が間違っていたかの反動が起きるはずです。
大変僭越ながら、この間たくさんの本を読み、YouTubeでも様々な情報を得ました。
そしてわかってきた事は、
世界の情勢がもう団子状態で、
ある種、アメリカ、西洋のグローバリズムの悪癖の中、金融資本主義の終焉を迎えようとしていること。
そして、日本も政治は死に体であり、
経済はアメリカの傘下で、かろうじて、
世界情勢からの直接的な難を免れていること。
今、アメリカは死にもの狂いで中国の覇権を阻止し、自国の延命を図っています。
トランプ政権はアメリカに反するものを許しません。
そんな中で日本は、
アメリカのポチであることで、その標的にされることから、免れています。
それが良いことで、あるかどうかは別として、
日本は、アメリカと中国の覇権争いの中にまき込まれて、
消耗しない知恵が必要です。
その一方で、
中国を過大評価しないこと。
中国もまた経済と内政の崩壊の危機を迎えていること。
おそらく戦争どころではないはずです。
こういった世界の情勢に対して、
私たちはあまりにも無力ですが、しかし、本当は、
それに巻き込まれない
賢さを持っていなければならないと思いますよ。
世界のグダグダの情勢にまきこまれず、また、
機能不全になっていく日本政治と経済を突き放して眺め、
どうでしょうか、
私たちはもう、
新しい時代へと目を向けていったらいいと、私は思います。
冒頭にも書きましたが、おそらく皆さんの心の奥には、
何がまともであり、何がまともでないかの事が、ちゃんと見えているはずです。
あまりにも歪んでしまった今の時代と社会において、
まともであることを貫いていくことが、いかにリスクが多いと言うことを承知の上で、
しかし皆さんの心は、
実は、真っ当な真理と道理に基づいて、
それを見抜いているはずだと私は考えます。
まともな視点がある賢い人ほど、尻軽には、動かず、
心の奥に潜ませて、辛抱しているのだと思います。
しかし、しかしね。
次の時代は、その扉を開けて、
皆さん自身の手で、
日本の社会の社会を、
真っ当なものに戻す時代ですよ。
具体的には、皆さんがおかしいと思っていること、どう考えてもまともじゃないと言うことを、
どんどん修正していく必要があります。
そして社会をどうすれば良いかは、
以下は私の独断的な分析ですが、
おそらく、ではなく、確実に、
今のグローバル経済と、西洋型資本主義は、いずれ崩壊します。
崩壊が、いつ、どのように起きてくるかは、まだわかりませんが、しかし、それは確実だと思います。
その時、大企業の大量消費ではない、寧ろ、
小中企業から生まれてくる、
良質の生産物を、
どのようにマーケティングして行くかこそが、
主流になっていくと思います。
若者達の手が届かない大企業優先の経済ではなく、
むしろ確実に、足が地についた経済としての、
中、小の経済が活発になってゆき、
そこに、
夢と希望が現れてくるでしょう。
それをどのように
現実化していくかこそが、これからの時代の課題になる、と、
私は確信しました。
世界の情勢と状況の厳しさ。更に日本の政治,政府の問題意識の低さを考えると、
遅かれ早かれ、
日本の上層の政治も経済、
特にグローバル経済と絡んでいる大企業や一流事業者達は、
これから吹き荒れる嵐の中で翻弄され、倒れていくかもしれません。
そして逆に、その嵐を免れるのは、
今の経済の恩恵を受けていない、
最も基盤になる底の経済圏で働いている、
エッセンシャルワーカーや、
中小規模の事業者達ではないかと、
思います。
また、経済の活性化を、
税金政策とか、補助金支給でしか考えることができない、政府の方針も政策も、
現状維持としての効力しかを持たず、
新しい発想やチャレンジ精神をもたず、
現状維持をする企業は、
もう行き止まりになると思います。
むしろ、
そういう恩恵も受けず、また補助金なども欲しがらない、
政府行政とは距離を置く、
独立独歩の,自力経済を目指すものの中から、
今までの社会の反動としても、
新しい起業者や新しい企業理念、こころざしが、
生まれてくると思います。
またこれ迄の科学(化学)とテクノロジーによる
工業大量生産品ではなく、
もっと自然性に基づいた、
身体に良い食べ物や衣服や生活用品を作り出す人々が、
新しい産業を起こし、イノベーションの主流になっていくのではないか、と私は考えています。
どうでしょうか、
私達は、自分達の心の奥にしまっていた本当の真実、心を、
次の時代へむけて、
掘り起こす必要がありますよ。
時代を皆さんの手で作るんですよ。
これからの未来へと目を向けて、
歩く。
もう、賽は投げられました。

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