皆さんもご存知のとおり、歴史というのは決して真っ直ぐには進まない。
歴史は必ず前の時代の反動が起こり、ジグザグにしか進みません。
その観点から見ると、
次に来る歴史は、今の時代の反動が必ず起きるはずです。
前の時代の腐り切ったものに対する、皆さんの潜在的な批判や、
皆さんが沈黙の中で醸成されていた怒りや無力感が、
次の時代に発酵しだすのです。
それらが無意識のうちに吐き出され現実化します。
いわばもうこんな時代はこりごりだ、という無意識にある本音が次の時代では、
前の時代の浄化になります。
人間は、同じ間違いの中を生きるのは辛いです。
間違いと分かりながら生きるのも、
苦しいです。
そこをごまかそうとすると、精神に異常をきたします。
だから、
前の時代の腐りが極まってくると、
必然的に、
その反動が現象化せずにはいられなくなるのです。
今皆さんの中でどうしようもなく苦り切っているのは、
はっきり言うと、自民党も立憲も、その他の党も、
全ての政治勢力が、もう死に体である事です。
はっきり言うと、
その死体を前に、どうしたらいいかの術がなく、国民は浮遊しています。
経済の先行きが見えない不安もあります。
ただね、この状態、この状況を経なければ、
次の時代は開かないのです。
徹底的に、私達は何を間違えたか、
何がダメなのかを
見極めないといけないし、
そこから目をそむけてはいけない。
この不毛な時代と、
しっかりと向き合いましょう。
私には次の時代がみえています。
皆さんの中にもきっと見えている人がいるでしょう。
次の時代はね、
清々しい清心な時代がきます。
前回書いたような経済のイノベーションがおきます。
そして次の時代は、
ひとりひとりが、流されないで、
自分はどう生きるべきかが、
しっかりと問われる時代です。
次の時代はA Iという便利な機器が闊歩するであろう事は、
皆さんもご承知だと思います。
だからこそ、逆に、
人間ひとりひとりが、
自分でどう生きるかを、
A Iに決めさせないで、
自分で極めていかなければならない、
時代なのです。
自分の中にある、正しい事、
道理が通っている事、
また、なすべきではない事を
しっかりと見極めて、
新しい時代の希望とは何かを、
考察しましょう。

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