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魂までは売り渡さない

「都会の金持ちに飲ませるために牛乳を作っているのではありません」

見事である。

これは岩手県田野畑で山地酪農をやっておられる吉塚公雄さんの言葉である。

信念がある。

私自身の最後の時間がなくなるにつれ、日本がどうなっていくのかと言う不安に襲われる。

今まで安穏に暮らしていた自分の立ち位置がゆらぎ、

この年になってどう生きたらいいのかわからなくなる。

老人として、「日々是好日」なんて、

言っておれないのである。

高市氏がトランプにノーベル賞を推薦するということを聞いて、

本当に胸くそが悪く、怒りが止まらなかった。

なぜこんなにも私の胸が痛いのわからなかったが、だんだん頭の中が整理されてきた。

なぜここまでトランプに媚びなければならないのか。

アメリカと日本は対等にディールをすればいいわけで、

毅然とした態度で向き合えば良い。

今アメリカという巨大な帝国は、

今まで社会の基盤を守っていた国民の保護を忘れて、

金融金持ち優遇に走った結果、

ボロボロになっている。

そして、これまで散々、

防衛費という名目で、日本の国民の血税をカツアゲしてきたアメリカに、

まだ媚びるのか。  

なんで米軍基地までノコノコお供までして、演説をぶつのか?

クソ胸くそが悪い。

はしゃぎすぎ。

本当にどうかしている。

私は魂までは、

売り渡したくない。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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