MENU

アメリカも・イスラエルも、何か間違っている。

何か間違っている。

イランの歴史を調べていくと、

この国がたまたま石油の産油国であったことで、散々な目にあっている事がわかる。

イギリスやロシアが石油利権に介入し、

さらにアメリカ CIA、FBI、イスラエルのモサド(秘密諜報機関)などによって建てられたパーレビ王朝と言う傀儡政権で、

石油の利益はそれらの国に、

まるで吸血鬼のように吸い取られていった。

確かに、パーレビによって、

ある種の民主化がされていったが、

石油による利益は国民に還元されることはなく、反対に、

CIA、FBI、イスラエルモサド(秘密諜報機関)によって、

パーレビの政敵や市民が抑圧されていった。

その結果、元のイスラム宗教をアイデンティティーとしょうとする国に戻そうと、

イスラム革命が起き、

今度は国王でなく、イスラム教の僧侶が最高指導者として、

国を統治する国へと、

イラン国民が自分たちで作り上げた。

私は、若い頃に、カソリックの神父様からイスラム教のことを聞いた。

その時、神父様が言われたのは、

日本のような緑の自然豊かなと土地と比べて、イスラムなの国々は、

砂漠の厳しい生存条件の中、

もし腕がサソリに刺されたら、その腕を切り落とさなければならない。

その中を生き抜く為に、

イスラム教には厳しい掟と刑罰があると教えてくれた。

それぞれの国には、

それぞれの生存条件の環境があり、

その中から宗教が生まれ、道徳や倫理も生まれ、社会通念も生まれ、

それを1つの存立根拠として生きていく。

今のイランがアメリカの言うように民主化されてないとか、

核を保有してるとか、様々に非難されているけれども、

隣国のイスラエルこそ、

あのオスロ合意を,何度も裏切り、

虎視眈々とイラン滅亡を狙っている。

そのイランに、いきなり最高指導者を殺して爆弾落としていいとは、

私は思わない。

アメリカもイスラエルも何かおかしい。

何か間違っている。

イランも、

近代化に向けてどんどん自ら改革をしたり、

古臭い、宗教的呪縛から脱皮をしなければならないと思うけれど、

それはイランとイランの国民自身の問題と課題であって、

外から圧力をかけることではない。

果たしてこれからどうなっていくのか、皆目わからないけれど、せめて、日本は、

例えば、アメリカの同盟国であっても、高市氏は、

尻軽にアメリカに同調しないように願いたい。

また、軽率にイランを非難するような声明を出すこともやめて欲しい。

とにかく今は、見守るしかない、と

私は思っている。

まるで強盗のようなこの言葉。

そこには一国の大統領としての知性も品格もない。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

コメント

コメントする