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日本人のアイデンティティが消えていく 1

司馬遼太郎さんの短編を読んでいると、やはり司馬さんもかなり諦めの境地におられたようだ。

とくに、精神の清心さや生真面目すぎる無骨さの中にあった、

日本人の精神の芯みたいなものが溶解してゆく様を、嘆いておられる。

そして昨今に至っては、

もう坂の上には、

志しの雲すら見えない。

その有り様に、私もだんだん言葉を無くすしかない。

最近切々と思うのは、

そもそも日本という国も日本人もその文化も、

西洋を始めとすると他国圏とは、

根源的に違うということです。

そして、明治以来,日本はなんとウカウカと、

その他国圏に足を踏み入れてしまったかと、思います。

地滑りするように、他国圏文化に引き込まれている。

今更それを言ってももう手遅れであるが。

こんな事を書くと右翼かとレッテルを貼られそうだが、

そんなケチな話ではない。

日本人がアイデンティティを失うということの恐ろしさである。

無思想になった日本と日本人が、

その足を切られて世界の中で宙吊りになっていく,という話しである。

これから日本はどうなっていくのであろうか。

      ◯

その世界観,存在の地平の違いはどこにあるのかを知りたく、

イーロン・マスク氏の自伝を読み始めた。

彼が牽引する世界とは,いかなるものなのか。

ハーメルンの笛吹きに,ならないよう。しっかりと読んで、分析します。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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