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インテージ「田下さんを偲ぶ会」その1

人が、人間が、生きる、その日々のエネルギーと時間がどれだけ大切であるか。

1日として、そして1分1秒として無駄なものはなく、

日々、エネルギーと時間を費やしながら人間は、

その人の大事な大事な人生を、

生きていく。

働くと言うエネルギーを費やす会社での時間が、

⭕️どんなに貴重で大切であるか。

マルクスではないが、資本主義社会は、その大事な大事なエネルギーを商品化してしまった。

 

そうは言っても、その時代を生きるしかない私たちは、エネルギーを売りながら生きるしかない。

だからこそ、

会社はそのみんなの大切なエネルギーと時間を、

貴重に大切に扱わなければならない。

人間はその限定された時代を生きるしかない中、

ただただみんなで力を合わせ、命と魂とエネルギーを、

会社と言うフィールドで刻々と刻みながら生きている、と

言うことを

消して、忘れてはならない。

もし、人間が人間としてあるために、

知性と言う、高等で高邁なその働きを、

失わないとしたら、

1日の大半を過ごす会社こそ、そのフィールドこそ、

最も大切にされなければならないと、

知性は、

尊厳を持って、

教えてくれている。

田下憲雄氏も、そう考えていたと思います。

それを忘れてしまった経営者たちが、いかに失敗を繰り返したかが、

人々の労働と、そのエネルギーを、

株価と引き換えに、

いかに軽々しく扱ったかが、

⭕️この30年の日本の経済の喪失であったと思います。

人間は消耗品ではない。

人が働くという事の重要で、重大な

意味と価値を、

経営者は、

頭に叩き込んで、

会社を経営して欲しいと、思います。

また社員も、自分の貴重なエネルギーと時間を無駄にせず、

目的を持って、会社に注ぎ込み、

自分の人生を、充実、完成させていってほしいと思います。

      ◯

昨日インテージ本社で行われた「田下さんを偲ぶ会」

大盛況でした。

皆さん、本当にありがとう、

本当にありがとう。

どうぞ皆さんもご自分の幸せを追求して、

元気で力強く、生きていってください。

        田下啓子。

※ 長期的に見れば、人間を大切にした企業こそが、生き残っていく

写真がたくさんありますので、このシリーズで次々に掲載していきます。

アファンの森の代表の森田さんです。森田さんは、C.W.ニコルさんを支え続けた素敵な女性です。

偲ぶ会のスタッフのみなさん、お疲れ様でした!

写真は、親友の能勢広監督が撮ってくれました。
たくさんありますので随時載せていきます。お楽しみに!

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 田下啓子様
    ご案内いただきありがとうございました。7月23日は仕事の都合でインテージ本社へ行くことができませんでしたので、コメント欄からの投稿で失礼します。
    調査部から流通開発部に在籍しておりました長きにわたって、田下さんにはPOSを始めとする様々なことを教えていただきました。思い出されるのは、社員集会等で「新しい酒は新しい革袋に盛れ」という聖書の言葉を引用して語っておられ、常に新しいことにチャレンジする意思を示されていたことです。退職してからの様々な場面では、いつもこのことを思い出しながら自分を勇気づけています。これからも、折に触れて思い出すと思います。

    • 森脇さま。
      ご丁寧にありがとうございます。
      憲雄氏も皆さまに支えられて、仕事ができたと思います。
      森脇様もどうぞ、お体を大事にされてください。

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