明治のフェミニズム雑誌「青鞜」の同人でもあった山川菊栄女史が書いた
「武家の女性」という著書がある。
これによると武家の妻の仕事ぶりが凄い。
妻としての台所まわりや屋敷の管理、家計を請け負い、
使用人の管理、田畑を耕し管理し、着物の仕立て、
また親戚や上司との付き合い、そして子女の教育までの
すべてを、こなしていく。
まーすごいプロデューサーであり、ディレクターでもあるのだ。
つまり、江戸時代に、
いかに妻達が重要な役割を担っていたかがわかる。
それは、武家だけではなく、商人の妻も、農民の妻も、同じで、
家や家業を支える、影のリーダーだ。
彼女達が腕を振い、彼女達なしには
何も成立し得なかったと思われる。
それと同時に、その日々が、
苦労と心労の連続であっただろ事も、
容易に理解できる。
彼女達こは、その戦場で戦い抜いた
フェミニストである。
そう思うと、近代のチャラチャラしたフェミニズムは、
なんとも軽薄かと、私は思う。
確かに男社会の中で、理不尽な事は多い。
差別もあり、バカな男ほど、それをかさに 女にのしてくる。
反対に女を幻想化し,美化もしてくる。
しかし、
ともすると日本のフェミニストを称するインテリ女達の中に、
彼女達自身が、女をバカにしているようなものを、
私は感じる。
そこが問題よ。
私からすると、本当は、男は弱い。
そして日本のフェミニストたちはなぜ、
女は強い!と、言わない。
そこが問題よ。
女をナメんなよ、となぜ言わない。
女を被害者の位置におくな。
女は強く逞しいです。
フェミニズムの究極は、
女の内面の美しさ、強さ,逞しさ、
その包容力(母性)に
女が、男を圧倒するような自信を
もつ事だと、
私は思う。
女達よ、いざとなったら男の股間を、
蹴り上げてやれ!…大笑![]()

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