本当に正直に私の見解を書きます。興味のない方はスルーしてくださればいいと思います。
昨日、取り寄せた会田弘継氏(思想家、ジャーナリスト)の本の
アメリカのトランプ現象について、
アメリカの政治コメンテーター、タッカーカールソンが著書「愚者の船」に記した言葉を紹介している。
つまり、トランプ現象とは、
アメリカの人々は、トランプを選ぶことで、
政治家やエリートに向かって「クソ食らえ」と言っており、
何十年にもわたって、身勝手で英知もない指導者らの、
身勝手で英知のない政治と経済の、
帰結として、
トランプ現象が起きたということである。
この文を読みながら、私も、
今起きている日本の政治の混乱と腐敗は、
身勝手で利権に群がる叡智のない政治家と官僚によって起きた起結として、
政治の退廃があり経済が停滞する結果、
参政党現象が起きたのではないかと、
考えています。
いわゆる怒りの吐き場のない民衆が、
そのフラストレーションの結果として、参政党現象を起こしていると思うのです。
その底辺には、
アメリカ市民の絶望と同じような無力感が、
参政党の
綱領書かれている内容の吟味より、
自分たちの絶望と、無力感のはけ口の反動として、
参政党に吸い寄せられているように思います。
つまり、アメリカのトランプ現象と似通ったようなことが、
日本で起きてきているのではないかと、思うのです。
では、果たして、トランプが、
そのように貧しくて、無力な人々を
再生させることができるような、
政策プログラム、あるいは経済プログラムを、
持っているかと言うと、
私はかなり怪しいと感じています。
トランプは自分のディールのやり方を過激にして、
関税問題にしているような気がします。
つまり、
ここまで落ち込んだアメリカを再生するのは、
容易ならざることです。
アメリカファーストなんかでは、
できません。
また日本は日本で、
報道メディアも正確さを欠いており、
先入的イメージや偏向さがあります。
また、YouTubeも、未熟な感情で、
大衆を煽るようなものが、
不気味に氾濫しています。
今は、それらの現象に動じず、
肝を据えて見ていなければ、と、
考えています。
ただそれでも、
私に微かに見えている、一筋の光もありますので、
それも少しずつ書いていきたいと、
考えています。

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