今、こんな危機なのに、なぜ日本の政治家たちは、愚かなことばかりにかまけているのでしょうか。
それはね、彼らの頭の中が、古い思い込みのままだからですよ。
常に感覚を磨き、新しい知識、それによって新しい認識をしていなければ、
脳は古い思い込みのままになってしまいます。
どれだけ日本の政治家が怠慢で、かつその脳が劣化しているかです。
さて、今日は日本について大切なことを書きます。
戦後、日本はアメリカによって、自由と民主主義の国となりました。
天皇制の国から主権在民の国家になりました。
さらに、それまであった階級制が解体され、農地も解放されましたね。
そして、憲法9条による戦争放棄の平和国家となりました。
それはそれで素晴らしいことだと思います。
ただ、敗戦国の日本は、それだけでは済まなかったようです。
戦後、東京裁判で、A 級戦犯の東條英樹、広田弘毅ら7人が処刑されましたが、
しかし、おかしな事に、
同じA 級戦犯で、訴追されなかった7人が、巣鴨プリズムから、釈放されました。
その中には、岸信介、児玉誉士夫、笹川良一がいました。
そして、釈放された岸は、米軍が用意した車で、
そのまま首相官邸に行き、
そこで弟の佐藤栄作と合流しました。
処刑された A級戦犯と、処刑されなかった A級戦犯との違いは、何であったか。
「秘密資金の戦後政党史」の著者である名越健郎氏は、
岸が巣鴨プリズンにいた3年間に、
米側の戦後の対日政策に利用する、
何かがあったのではないかと、
書かれています。
さらに、CIAの秘密活動を追った「ニューヨーク・タイムズ」の記者、ティム・ワイナーは著書で、
巣鴨プリズンから釈放された岸は、
CIAの援助とともに、支配政党のトップに座り、日本の首相の座まで登り詰めた。と、
岸をCIAのエージェントのように書いています。
これ以後、岸はCIAからの援助資金をもらい、様々に日本の政界の工作をしていきました。
自民党を第一党にするための資金工作はもちろん、
野党にも、その分裂を図るために資金が使われたそうです。
以来、日本の政治はCIAのひも付きとなり、
それは様々な政策に影を落としていきました。
もちろん、防衛や農政にもです。
そして野党の共産党や社会党も、
ソ連から資金援助をしてもらっており、
そういう構図の中に、戦後、日本の政治があったということです。
詳しくは、この本を読んでください。
そして、今ディープステートの存在が明らかになってきましたね。
CIA、ペンタゴン、米国務省、内務省などなど、
アメリカの政治の実権を握るのは、
本当は、
こういう裏の組織の人物たちであり、
さすがのトランプさんも、ディープステートからの圧力を受けているらしいです。
そして現在も、日本の政治も経済も、
ずっとアメリカの首輪と紐付きの中にあります。
今、アメリカが衰退する中、
この関係をこのまま続けていくのか、それとも断ち切っていくのか。
今こそ、日本はその国家的自立の分かれ道になりうる、
大変な時なんですよ。
本当は今石破さんの事なんかどうでもいいんですよ。
今は
米国との関係をどうするかの正念場なんですから。
それすらわからないと言う日本の政治家たちは一体何なのでしょうかねぇ。
まだまだ大切なことの続きを書きますから、どうぞ読んでください。


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