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不安と怯えの正体を解き明かすその1、脳の中に種がある⁉︎

不安や怯えでストレスが溜まって、人によっては心や体を壊してしまう人もあるよね。

これからね、少しずつ不安や恐れの正体を書いていきます。

ちょっと難しいけどね、不安や恐れの構造的なことを書いていきます。 

     ◯

私たちの脳の中は、動物だった頃の脳である大脳旧皮質と、

人間として生きるための大脳新皮質というのがあります。

その古い脳である旧皮質の中にね、

不安や怯えの種があるんだよ。

つまり、私たちの脳の中には、不安や怯えや恐れが、

もともとあるんですよ。

どうしてあるかと言うとね、

不安やおびえは、私たちの命を守るためにあるんですよ。

だって、不安や怯えがないと、

私たち、うかうかって、あぶないことや危険なことに突っ込んでしまうかもしれないでしょ。

つまり、なんだかの危ないことや、やばいことを記憶した脳が、

自分の身を守るために不安や恐れのホルモン出すと言うわけです。

だから生きるって事はね。  

もともとね、不安を持って生きるってこと。

それと、不安や怯えは命を守る危険信号でもあると言うことですね。

ところがよ、ところがね、 

オギャーと生まれて育てられていく過程で、

そんな不安やおびえに、

映像や物語が張りついちゃうんだよね。

例えば親からすごく叱られたり、

あるいはちょっと失敗したこととか、

学校や友達の中で、理不尽な扱いを受けたこととかさ。

それらのことで挫折すると、

それが、脳の中で、使い回しされる中、過剰な警戒心や不安になってしまうことがあるんですよね。

その結果、

自分がすごく無力だと思い込んだりするわけです。

まぁ、言うなれば、自分が持っている不安やおびえに、

様々なイメージが付着して、

不安やおびえが増幅していくわけです。

そして、人間のもう一つ、すごい能力に、

⭕️趣味レーションするって言う能力があるんだよ。

つまり、事前に不安を想定してしまうんだね。

それがね、厄介なのよ。

それがね、本当はね、

⭕️ないかもしれないことを、

あるかもしれないと、

予想して怯えたり、

自分の行動を規制してしまうんですね。

特に人間は、

人間関係の中でたくさんの不安をシミュレーションしてしまいます。

自分が傷ついたときの、

心の外傷が疼くんだぬ。

だから、二度と同じような思いをしないように、

⭕️人間関係をシミュレーションしながら生きてる。

しんどいねー。

そして、

一度脳中に出来上がってしまった。不安や恐れの神経回路は、

なかなかそれを変えるのが難しいんですよ。

また、冒頭に書いたように、

⭕️自分の中の遺伝として、

不安や恐れもあります。

そして、不安や恐れのスイッチが入りやすい人もたくさんいるのよ。

さぁ、どうするか?

不安や恐れがとれると言う事は一生ありません。

しかし、

⭕️自分がどういう時に不安になるか、あるいは怯えがおきるか。

もう一つ、

⭕️自分はいつも人間関係をどのようにシミュレーションしているか。

もしかしたらそれが習慣性となって、

いつも自分が恐れに怯えるように、

⭕️シミュレーションでシ向けていないか?

まずはね、

自分が

どのようにそういうことに⭕️反応しているかをちょっと見つめて、

自分を分析してごらんなさい。

対策はそこからです。

      つづく。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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